36「金縛りの術」 ページ41
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サス「今みたいなことが起こらないよう、バラバラになったときの為に合言葉を決める。一度しか言わないからよく聞け」
ナル「ごくり」
サス「忍歌、忍機。このあとにこう答えろ、大勢の敵の騒ぎは忍び良し、静かなかたに隠れ家も無し、忍びには時を知ることこそ大事なり、敵の疲れと油断するとき」
ナル「もう一回」
ナルトには無理か…
ナル「いて」
何かが飛んできた。その次の瞬間には暴風が襲いかかる
いてて、結構吹き飛ばされちゃったみたい。早速バラバラね
『みんなどこへ行っちゃったのかな…』
たった数分。されど数分
この間に仲間が襲撃されてることには間違いない。早く合流しなくては
ゾッ
なに、今のは。後ろの方で一気に空気が変わったような
すかさず駆けつける、そこではサスケとサクラがしゃがみ込み固まっている。
あのサスケが? どういう相手なの?あの草隠れの舌の長いやつ…
クナイ2つがふたりめがけ飛ぶ
キンッキン!
クナイで弾く
草忍「!…あら、まだ残ってたものね」
『サスケ!サクラ! …これは幻術じゃない…? 動いて!』
草忍「あなたもふたりの気持ち、わからせてあげるわ」
『!!!』
体中の血が吹き出て、クナイが頭に刺さる。
走馬灯のように、死をイメージさせられるた。
圧倒され、体が硬直。辛うじて立っているのがやっと
この感覚は、金縛り?
サス(Aまで、やられちまう…くそっ動け!)
草忍「まとめて始末してあげる」
『ハァ…ハァ……、』
焦るな…ただの金縛りだ。ただの脳の錯覚。原理がわかっていれば難しい幻術よりいい。
だが既にクナイが飛んで来ている。
チャクラを脳に集中させ、信号を送る。起きろ!!
グシャァ!
草忍「……。Aは脳で解いて。仲間ふたりは運べないからと、サスケくんには外的刺激を与え逃げたのね…。いいわ」
少し離れた木の上に非難する
サス「ハァ…ハァ、ぐっ…」
『手荒にしてごめん』
サス「いいや、助かった」
元々サスケも自傷することで解こうとクナイを構えていた。それを後押ししただけ
『治療するから、一旦クナイ抜くよ』
サス「ああ、……ぅっうあ゛!」
サク「サスケくん! ん」
サスケはサクラの口を塞ぐ、敵が近くにいるのに大声は禁物だ
しかし、すでに居たのだ
大蛇が、サスケを狙う
とっさに逃げるサスケ、さっきの恐怖が残っているのか、気を取り乱しながら手裏剣を投げる。
蛇は止まったが、その中から草忍が現れサスケを襲う
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作者名:赤成 | 作成日時:2019年2月25日 11時