第２話 初上陸 ページ4
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「…マジで仙台じゃん」
伏黒「だからそう言っただろ」
「新幹線初めて乗るな〜緊張しない？」
伏黒「普通」
「仙台って言ったら牛タンだよね。まず牛タン食べない？」
伏黒「回収終わったらな」
「やった！奢りあざます！」
伏黒「そこまでは言ってねーよ」
東京から宮城県まで中々距離があると思うが、新幹線なら数時間で着くらしい。便利な世の中になった事を噛み締めつつ、窓からの景色に目を遣る。
因みに、新幹線代は高専が持ってくれるらしい。こんなにも嬉しい事はこれまでの人生そうないだろう。
初新幹線、初仙台。観光気分になってくるが飽くまでもこれは任務。気を抜いてはいけない。
「…って言っても無理だけど！来ちゃったよ、遂に仙台来ちゃったよ！！どうするよ伏黒！！」
伏黒「そのテンション何なんだよ」
「逆になんでテンション上がらないの？仙台来たことある？」
伏黒「ない」
「冷めてるなー」
明らかに違うテンションの差に寂しさを感じつつ、伏黒の中に松岡修造入れたらどうなるんだろう、と突発的に変な興味が湧いてきた。想像しただけで笑える。
仙台駅に到着後、感情の赴くまま私が辺りを見回る内に伏黒はタクシーを拾っていたらしく、「早く来い」と急かされた。足早に駆け寄って「ごめんごめん」と謝り、伏黒に続いて乗る。
車内で聞いた詳細によると、向かう先は杉沢第三高校。そこに特級レベルの呪物があるらしい。
「あれ、今思ったんだけど五条先生は？」
伏黒「あの人も何かと忙しいからな、多分別の仕事だろ。それに回収だけなら俺達だけで出来る」
「その回収する特級呪物って何なの？」
伏黒「両面宿儺の指」
「マジで特級じゃん…」
伏黒「だからそう言っただろ(二回目)」
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ばる - えー覚えてくださってるんですか!ありがとうございます(^ ^*)少しでも作者さんの励みになっているなら嬉しい限りですよ(*´ω`*) (2020年7月28日 20時) (
レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» 見覚えのあるお名前と顔文字だと思ったらどちらも読んで頂いてるなんて…！！コメントとても嬉しいです！ありがとうございます。誠心誠意更新していくので宜しくお願いします！ (2020年7月27日 17時) (レス) id: 619558bbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 作者さんの別作品（銀/魂）も読ませていただいている者です。呪/術/廻/戦もすごく好きな漫画なので嬉しいです！どちらの作品も楽しみに待ってます(*^^*) (2020年7月26日 11時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2020年5月18日 23時
