地獄先生ぬ〜べ〜【橙】

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Aside

美樹「ねぇ〜、うちらのクラスの担任、
玉藻先生だったらどうしよう〜！」


郷子「えーっ、それはもう最高すぎっしょ！」


法子「だねぇ〜」



克也「俺はやっぱり、律子先生かなぁ〜！」




広「いいな、俺も律子先生がいい！！」






そのとき、




・





・






ガラガラっ




・





・







ザワザワしてた教室がいっきに静まった





・






その先生は教卓の真ん中に腰に手を当てて立つ。






・








よし、と決心したように
気をつけをすると、







・







「え〜、今日から担任を受け持つことになった、鵺野…」






鵺野先生は黒板に名前を書きはじめた





・




ヤッタァ〜！鵺野先生が担任！！

楽しくなりそう！！！！


私は静かに心の中でガッツポーズ。





・




克也「うっわ！出たぁ、黒板に名前書く先生、学校あるある〜！！」





・




克也くんが茶化すように言うと

周りにドッと笑いが巻き起こる



・




美樹「私玉藻先生が良かったなぁーー」



郷子「ちょ、美樹、それハッキリ言い過ぎだから！笑」





鵺野「…え？」





・




・






鵺野先生はチョークを握る手を止めてこっちを見た






・






晶「あの、先生！ぬ〜になってますよ」





秀才の晶くんが手を挙げて先生に指摘した





・



鵺野「え！？あ、ほんとだ」






広「うはは、ぬ〜だってよ！！」





克也「ぬ〜先生〜♪」





クラス「「ぬ〜ぬ〜！笑」」






・







・






鵺野先生、困ってるよ。




オドオドしちゃってる。





・






・







鵺野「…あーもうっ！ぬ〜ぬ〜言うな！うるさいぞ！静かに！！」






・







・






先生はみんなをなだめようと
両手を挙げた





・






黒い手袋をした左手が目立つ

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