地獄先生ぬ〜べ〜【橙】

35.. ページ36

鵺野side




そう、鬼の手を説明すると



固まるA




・





・




やっぱ、引かれた？




ダメだったか。



女の子だしな、こんなの。




気味悪いよな…





「すまん、嫌だよな？気持ち悪いよな？こんな手。」





・





俺は鬼の手を見つめた。


今までで一番この手を嫌だと思ったかもしれなかった






・




せっかく両思いって分かったのに。




・


つくづくツイてないんだ。



俺の教師生活は終わりだ。




・






すると、




俺にちかづいてきて


その鬼の手を両手で握るA





・



「怖く…ないのか？
気味悪くないのか？」


・





A「気味悪いわけないです。
この手で、何人もの人を救ってきたのでしょ？カッコいいです。」






・







・







そんなこと、言われたのは初めてだった。





・






だから俺は、咄嗟にAを抱きしめた





・





・





A「先生！？」







「…あぁあっ、すまん、つい！、
…でも、今日から、好き合ってるんだし、
彼氏と彼女ってことで…いいんだよな？」






・








はい、って





頷くAが可愛くて





・






絶対大切にしてあげようと思った



ましてや

学校にバレたら、…ヤバいよなぁ。





・






付き合ってることはナイショだって約束して、Aと別れた

36..→←34..

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す