地獄先生ぬ〜べ〜【橙】

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鵺野side




さっき

Aや、美樹たちとすれ違った時




A以外は目を合わせてくれなかったけど




Aは微笑んでくれた





・





それだけで

ちょっと憂鬱だと感じていた今も明るくなった




・





・





・






職員室に入ると





昨日一気に見つかった盗まれたものについて

先生たちが話していた




・






犯人は誰なんだろう、とか。

まさか、うちの学校の生徒じゃないですよね、とか。





・








俺じゃないのに
なんか、心がムズムズした。、






・





・






どうにか、妖怪の仕業だって
分からせるためにはどうしたらいいだろう




・






・





本当に妖怪がいるってことを見せるには
この鬼の手もいずれ明かさなければいけなくなる





・





でも、こんな気色の悪いもの見せたら
もっとドン引きされるんじゃ。




・





そう考えたら
どうにもこうにも出来なかった

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