第七話. ページ8
『今宵は…佳い天気ですね』
在り来りで反吐が出る様な言葉を掛け私は
標的にそっと、近付いて行く
『嗚呼、貴方が命を散らすには佳い天気過ぎる…』
そうして私は黒の手套を外し右手を翳す
『異能力、雪国』
此一言を発動の
此一瞬で私の暗殺は幕を閉じた
「…相変わらず川端幹部の異能は凄いですね」
ふと、黒服が私にそう云った
確かに私の異能は暗殺に長けて居る、其れでも私は……
『私は………此異能が大嫌いだよ』
だからせめて、せめて此異能を確りと自分のものにしたい
でないと私は又、きっと…
「……部?川端幹部?」
『御免なさい、少し考え事をし過ぎたね』
『標的を含めた遺体処理を。直ぐに撤退するからね』
そう云って私は黒外套をふわりと揺らし
改めて任務完了の報告をする為首領の元へ向かった
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凜(プロフ) - 伊月さん» コメントありがとうございます!物語の構成は創る以前に練った部分もあるのでお気付きになって貰えて嬉しいばかりです……!深夜帯の方が泣ける可能性何故か高いですよね、笑今度も精進して参ります!本当にありがとうございます! (2021年10月21日 21時) (レス) id: da98b739f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊月 - 物凄くよかったです!文体がめちゃくちゃ私好みな上、物語の構成がもう涙しか誘わない...泣けなかったけどもw 深夜に読んでこっそり泣こうかな。表現とかもすごく綺麗で、とても参考になりました。漢字沢山使ってて文ストっぽくて好きです!活動応援してますね! (2021年10月18日 12時) (レス) @page50 id: db73aa45c7 (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます!神作だなんて私には勿体ない程ありがたいお言葉を頂いてしまって……、、文才ももう褒めてもらえて幸せでいっぱいです!私もそのように優しい主様に出会えて良かったです!ありがとうございます…! (2021年10月6日 0時) (レス) id: da98b739f5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いや、真面目に泣きました。神作過ぎます、、、、、こんなの見れて今日は私の命日なのかな?感動しましたし、作者さまの文才が凄いですね!こんな神作、もう出会えないかも知れない。出会えて良かった、、、、、 (2021年10月4日 23時) (レス) @page49 id: 2eb070a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます!そのような嬉しいお言葉をいただけて私も幸せですし泣きそうです…、感動できる作品創りを心掛けて居るので良かったです…!本当にありがとうございます! (2021年9月23日 20時) (レス) id: da98b739f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜 | 作成日時:2021年5月28日 21時