ノーマル人間が魔界へ行くと…３【魔入間】

６． ページ18

入間君・クラリンと一緒なのは良いけれど、
色んな意味で頼りたいアズ君・リード君とは別れてしまった。

チームＡのメンバー、サブノック君・ジャズ君から


「A、主は己の後ろに隠れているがいい」

「Aちゃんは俺の傍から離れんなよ」


同時に言われた。


相手チームからボールを取ったジャズ君、受け取りケロリちゃんに当てたサブノック君

大活躍のふたりからはそっと離れて、アガレス君にぴったりくっついていた。


クラリンによってボールが量産され、


「も〜うるさいなぁ。邪魔！！」


アガレス君を中心に周りの地面が隆起する。

幸い傍にいた私は被害を受けなかった。


よかった〜
あんなの避けられない


が、しかし


「アガレス、ボール以外に魔術を使ったためアウトだ」

「えっ！？」

「うるさくするからだよ〜」


思わずカルエゴ先生のほうを見ると、鋭い双眸と目が合った。


う〜
隠れてたのダメだったかな

そんなに睨まなくても…

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