おかあさんではありません！2【浦.島.坂.田.船】

茶番 ページ28

「お前ら何やってんの？」

騒がしくしすぎたせいか、うらたさんが自室からリビングへやってきた。
既にラフな格好に着替えている。

「すごいマシンガントークやったなぁ」

とセンラさんまで来てしまった。
仕事終わりで疲れているはずなのに申し訳ないことをしてしまったと、「すみません、うるさくして」と謝ると「お前のせいじゃないだろ」と軽く頭を撫でられた。

「坂田ぁ、まふんち行くんじゃなかったの？てかなんでまふいんの？」
「さかたんを迎えに来たんです！」
「で、何を騒いでたんだ？」

そう言ううらたさんにまふまふさんはピースを向け、

「Aちゃんとお友達になったんです！」

と嬉しそうに言った。

「ふーん」
「反応薄くないですか？」
「甘いなまふまふ！俺達はなぁ、Aのプライベートの連絡先を知ってるんだよ！」
「なっ.....！！」

ピシャーンッ！とどこからともなく雷が落ちた音が聞こえた気がした。

「連絡先も知らないお前がお友達と名乗るなど片腹痛いわ」
「いや、うらたんどんなキャラやねん」

センラさんの冷静なツッコミも虚しく、まふまふさんはふらりとその場に座り込んだ。

(...なにこれ？)

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