おかあさんではありません！2【浦.島.坂.田.船】

黒歴史 ページ19

ある日の休日、浦島坂田船の住む家に呼び出された。
休日出勤は嫌ですと断ろうとしたが、仕事をやらせるわけじゃないからとにかく来いと問答無用で約束されてしまったのだ。
インターホンを鳴らすと、すぐ志麻さんの声で「鳴らさんでもええのに」と言われてしまった。

「休日なので気を使っただけです」
『あ、そう。はよ入ってこい』

言われるがまま家に入りリビングに向かうと、テーブルの上にあるパソコンに全員が集まっていた。

「.....もしかしてネット接続とかやらされます？」

そういうのは無理ですと逃げようとすると、坂田さんに「ちゃうちゃう、これ見て」とパソコンの前に押し出された。

｢◎＄♪×△￥●＆？＃$！｣
「お前、バグってんぞ」
「う、うら、うら、うらたさん！？」
「何だよ」
「何見てるんですか！？」

差し出された画面に映っていたのは、えっちな動画.....ではなく、

「私の黒歴史ぃぃぃー！！」

フリフリの衣装を着て踊る10年前の私だった。


(誰だ！ネットにあげたやつはー！！！)

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