日常2【青城】【ハイキュー】

55.日常 ページ7

合宿。暑い。

マネージャーの私でさえこんなに暑いんだから、動いてる選手はたまったものじゃないだろうな。
氷補充しておこう。

休憩時間。

干していたタオルを取り込み、歩いているとギャーギャーと騒がし…楽しそうな声がした。また、及川さんがやらかしてるのかな？と思い、角を曲がると…

バシャ！！！

「「「「あ。」」」」

あぁ。騒がしかった理由はこれか。

及「わー！ごめんね！」

岩「大丈夫か？」

皆んなで水浴びしてたんですね。ずるい。

『大丈夫です。むしろ生き返りました。』

でも、タオルは洗い直しだな。脱水と干すだけでもいいかな。
なんて考えてると、皆が一点を凝視している。

『あぁ…。』

視線の先には私の胸。

こんな時に限って部活Tシャツじゃなくて、自前の白Tシャツ。
そして下着の色は、ワインレッド。だって、水被るなんて思わなかったし。
暑いからキャミもきてない。だって、水被るなんて思わなかったし。
結構、派手に水を被ったから、Tシャツが透けて下着の色までバッチリ。

『とりあえず、着替えてくるんで、タオルお願いしてもいいですよね？』

及「えっ？あぁ、うん！もちろん！」

花「悪かったな！」

『いいえ。では、失礼します。』

急いで着替えに行った。私の為にも、皆の為にも。

ーーーーー

花「やばかった。」

岩「おう。」

松「赤だったな。」

及「赤だったね。」

花岩松及「………。」



私の日常…ワインレッドは透けにくいから。

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