日常【松川】【ハイキュー】

43.日常 ページ44

荒い呼吸で、謝るA。
全然、汗をかいてない。脱水症状か？あんなに皆んなに水分とれって言ってたのに、自分は取ってなかったのか？くっそ。もっとちゃんと見ておけばよかった。

そのままお姫様抱っこして救護室に連れて行った。

看護師に受け渡して、見てもらう。

看「脱水症状ね。でも、見つけてくれてよかったわ。そのまま倒れてたら、もっと大変な事になってたわ。ありがとうね。さ、私が見ておくから、練習に戻りなさい。」

松「でも…」

看「この子マネージャーなんでしょ？ここにあなたが留まって練習しないのは嫌がるんじゃないかしら？」

この人の言う通りだ。しかたなく体育館に戻る。


〜〜〜〜〜

そのまま、今日は休む事になった。水分もとりだいぶ落ち着いた。めまい怖い。あと、監督が来て謝られてしまった。迷惑かけたのに申し訳ない。

夕方になり、救護室から割り当てられた部屋へ戻ろうとしたら、一静がいた。

『一静…。』

松「A。」

『練習とめちゃってごめんね。』

ぎゅっと抱きしめられた。

松「倒れてるの見て心臓とまるかと思った。」

『うん…』

松「無理すんなよ。今日はもう休むんだろ？」

『うん。』

松「明日は？」

『様子見てだって。』

「ん。絶対に無理すんなよ。」

『わかってる。』


ーーーーー

翌日の練習から、休憩のたびに無理やり水分を取らされるAが。

一静が過保護になったのは言うまでもない。

44.日常→←42.日常

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す