日常【松川】【ハイキュー】

35.日常 ページ36

松「おはよ。A、大丈夫？」

『だっ、…！』

朝、起きたら声が出ませんでした。そして怠い。こんなことって本当にあるんですね。
部活、午後からでよかった。

松「…声でないの？」

首を縦にふる。

松「ごめんね。かわいかったから。」

そう言って頭を撫でてくる。

松「ご飯準備してくるね。冷蔵庫の物つかっていいんでしょ？」

またうなずくとチュっと軽いキスをして出ていった。上半身裸ですけど。朝から色気ヤバいから、ちゃんと着てほしい。声出ないから伝えられない。

とりあえず、もうちょっと休んだら洗濯しよう。
ウトウトしていたら、ご飯を作り終えた一静が抱っこで連れて行ってくれた。

トースト、スクランブルエッグ、ウィンナー、サラダ、スープ、ミルクティー
朝用にと準備していた物をちゃんと用意してくれてた。どこまでもできる男だなぁ。

松「いただきます。」

『…ます。』

しっかりお腹すいてたみたいで、ペロリでした。後片付けも一静がしてくれた。至れり尽くせりだなぁ。

松「大丈夫？」

『だいぶ、なおって、きた。』

松「午後の部活休む？」

『それは、できない。』

松「…無理しないようにね。」

『むり、させたの、いっせー』

松「うん、ごめんね。気をつける。」

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この日の部活は、甲斐甲斐しく手を貸す一静を、不思議そうに見てる人がいたり、何かを感じ取る人がいた。

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