日常【松川】【ハイキュー】

29.日常 ページ30

あれから一静の家へ行く頻度が増え、お母さんとも仲良くなれて、今ではママと呼ぶようになった。よかった。

松母「明日は部活、午後からでしょ？泊まっていきなさい。」

と言ってくれて、いちよーお母さんにも連絡し、泊まることになった。

一静ママとご飯を作って、3人で楽しく食べ、今はお風呂上がり。リビングへ行こうと思ったら後ろから声が。

「女の子？」

振り向くと男の人。待って。誰かわかる。だって一静そっくり。

『あ、あの、お邪魔してます。一静さんとお付き合いさせていただいてる山田 Aです。』

松父「あぁ、君が…いらっしゃい。一静の父だよ。よろしくね。」

廊下で挨拶してたら一静がやってきた。

松「おかえり。今日は早いんだね。」

松父「あぁ。やっとひと段落したし、お前の彼女来るって聞いてたし、いい加減会いたいなと思ってね。きちんとした、いいお嬢さんだね。」

松「あそ。A、今日泊まってくから。」

松父「そーなのか。じゃあ急ぐことなかったな。…避妊はちゃんとしろよ。」

松「してるよ。」

待って。あれ？親子でこんな会話するもんなのかな？うちの親も強烈だけど、一静の親もすごい。
脳内会議していると、一静のお父さんと目があった。

松父「ごゆっくり。」

と、一静そっくりな顔が静かに笑って言うもんだから、恥ずかしくなって顔が赤くなるのかわかった。

『は、はい。』

松「…A、俺の部屋行こう。」

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