日常【松川】【ハイキュー】

28.日常 ページ29

『あ、あの…』

松「A、答えなくていーよ。」

松母「あら、もっとゆっくり着替えてくればいーのに。」

松「母さんが余計な事いわないように急いだ。」

松母「はぁ。Aちゃん、ご飯食べていってね？あとちょっと準備かかるから、先にお風呂入ってきてちょーだい。」

『あ、それなら、手伝います。一静さん部活で疲れてるからお風呂入りたいだろーし。』

松母「あら、ありがとう。じゃあ、頼んじゃおうかしら。」

ーーーーー

『ご馳走さまでした。お風呂もありがとうございました。』

松母「いいのよ。明日も待ってるわね。」

『すみません、ありがとうございます。』

松「じゃあ、送ってくるから。」

松母「ちゃんと送り届けなさいよ。」

『失礼します。』

……………

松「ごめんね。母さんはしゃいじゃって。」

『いいえ。素敵なお母さんでした。』

一静のお母さんは、とにかく明るい人だった。いつでも来ていいと言ってくれたし、今度、料理も教えてもらう約束をした。

松「母さんも、あぁ言ってたしこれからは、うちにもたくさん来てね。」

『はい。』

松「じゃあ、また明日ね。」

屈んでキスをしてくる一静。
そーいえば、今日はまだキスしてなかったなと頭の片隅で思い出す。
下唇を甘噛みして、少し吸ってから、顔が離れていく。一静がキスするときのそのクセは、余韻に浸せてくれる。

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