日常【松川】【ハイキュー】

18.日常 ページ19

昨日は、色んな初めてを経験した。恥ずかしかったけど幸せだった。
しかし、今日はいったいどんな顔して会えばいいのだろうか。
幸い、お昼休みは委員会があって慌ただしいから会わないことになっていた。
でも、どーせ部活で会ってしまう。それまでに、顔を合わせても平常心でいられるようにしなくては…。


時間とは無情。早く過ぎて欲しい時ほど遅く、遅く過ぎて欲しい時ほど早い。

あっとゆー間に放課後。


ーーーーー


「「「チワーッス！！」」」

3年「オッス。」

『こんにちは。』

松「あぁ。…体、大丈夫？」

『…大丈夫です。ご心配ありがとうございます。』

花「なに？体調悪いの？」

『いいえ。たいした事ないです。ドリンク作ってきます。』

及「え、あ、うん。よろしく。」

なんで、皆んながいる前で聞いてくるんだ。でも、大丈夫。私の無表情が役に立つときがきたんだ。


『休憩です！』

「「「アースっ！」」」

及「あ、Aちゃん、さっきのスコア見せてもらえる？」

『はい。これです。では、失礼します。』

及「あ、うん。」

よし。この調子で乗り切ろう。


〜〜〜〜〜


花「なんか、Aそっけなくね？」

及「だよね？俺も思った！」

岩「思い当たる節でもあるか？」

「んー？…ないよ。」

ウソ。
多分、てか絶対に、昨日の今日で気恥ずかしいんだろう。それを隠すための無表情。でもね？俺の視線に気づくと、なんでもない風に顔をそらすけど、耳が赤いの気づいてないでしょ？
もっと俺でいっぱいになればいいのに。

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