日常【松川】【ハイキュー】

13.日常 ページ14

放課後になり、いつも通り部活の時間。ジャージに着替えて、髪の毛を結び体育館へ。

ーーーーー

『休憩です！』

「「「「おぉーす！！」」」」」

近くにいた人たちから、ドリンクを取って行ってもらう。なぜか、みんな一瞬とまる。なんだ？

及「Aちゃーん！ドリンク頂戴！」

『あ、はい。』

急いで向かって、ドリンクを取ってもらう。

振り向くと、驚いた顔の花巻さんと目があった。
なんだ？なんか虫でもついてるのか？

『何ですか？みんなして。何かついてます？虫なら取ってください！』

花「いや、なんも、ついてない…。」

『本当ですか？』

何故か言い淀む。なんだ。さすがにムカついてきたところで、一静に肩をトントンと叩かれて耳元で話かけてきた。

松「昼休みにさ、首筋の左耳の斜め下の所にキスマークつけちゃった。」

ニヤリと笑う一静。
瞬間、左手で首を押さえる。顔が赤くなるのがわかる。暑い。

『私、ちょっと、お手洗い行ってきます。』

〜〜〜〜〜

及「ちょっと！まっつん！なにあれ！」

松「んー？」

花「Aの首！」

松「んー。可愛かったからさー。ついね。」

花「ついで、やることじゃねーだろ！」

松「あとは、虫除け。」

及「はぁー。もう、Aちゃん真っ赤だったじゃん。可哀想に。」

松「恥ずかしがる姿もいいよね。」

岩「嫌われても知らねーぞ。」

松「Aはこんなことで嫌わないから大丈夫。」

及「くっそ！」

そんな事を話してたら髪の毛を下ろしたAが戻ってきた。
そしらぬ顔をして仕事を始める。無かったことにするらしい。
残念。もうちょっと黙ってればよかった。

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