お前らいい加減にせえよ。

❤︎ ページ6

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友「じゃあまたねー」


『ばいばーい』


今日も一日が終わり外は夕日の色が強過ぎてエモくなってる。


角「んごめん待った？」


『全然』


なんか転校生同士という事もあって最初にできた友達が
チベスナで、そっからなんか一緒に帰る仲になり治や侑など
増えて行ったという流れ。


治「なぁこの後食べに行かん？？Aの奢りで」


『は？？お前ちょ…』


侑「サムお前たまにはええ事言うな！！角名も行くやろ！」


『ねぇまって絶対行かないから！！』


角「こことかいいんじゃない？」


と倫太郎のスマホを覗くと美味しそうないちごパフェの写真。

口コミと評価が良い。



『……』


ーーー


角「………」


侑「………」



角「え、めちゃ食うじゃん」


侑「でか…太るで」


『いいのいいの、最低限は動いてるしー』


治「なぁ一口くれん？俺のもあげる」


『ええで』


目の前には大きなパフェが。
見る方向によっては目の前に座る侑と倫太郎が見えなくなる。


『〜〜！！！っ、治のおいしいわぁ〜っておい』


治「Aのうまいな、俺もこっちにすればよかった」


とつかつかと私のパフェを食べる治。
一口とは。


『一口ってしってるかなぁ？』


治「あぁすまん、つい」


もうあと3口くらいしかないやんけ
このばかサム！！！


『あ、この後私スーパー寄っていくから先帰っていいよ』


角「暇だし俺も着いてくよ」


倫太郎優しいな…

とか思い最後の一口のを集めて口へ運ぼうとした。


運ぼうとした…


『お…さむっ…？？』


隣にいた治の頭が私目線の下にいる。

手に持っているスプーンに違和感。



そう、食われたのだ。


『治！！！なぁんでっ、ねぇっ、あっ侑！！』


侑「……知らん！！」


『宮兄弟を決して許さないわ』


角「あ、そうだ記念に写真でも…はいチーズ」


侑・治・貴「「『いえーい』」」



カシャ


角「撮れた、はい」


侑「おぉいい感じやん、後で送っといて」


治「Aめっちゃええ感じやん、ほら」


『うん、どこが？？』


倫太郎と侑と治の三人がポーズ決めている写真。

私、頭しか写ってないのだ。


こいつら許すまじ

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