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虫「でもね、分かるよ。さやりんの顔は完璧」
て「そうかなぁ」
り「いやまあ、めちゃくちゃ可愛いとは思うよ。それを上回るガサツさはあるけど」
虫「考えてみればさ、前の家で撮った当てはまる人に電話かける動画もさ、としみつ、「可愛い人」って言われて1番にさやりんのLINE開いとったもんね」
り「うわ、その手があったか」
て「カメラの裏に居んのに、電話かけようとしとったの？(笑) 」
虫「ただ童貞だったせいでかけれんかったけどね」
と「いや別にそれは関係無いわ」
虫「でもね、正直さやりんの写真が来てたら僕は即決でしたよ」
て「訳が分からん」
り「虫さんもめちゃくちゃAのこと好きだよね(笑) 」
虫「そりゃそうでしょ。僕が1番、さやりんのファンだからね」
り「じゃあやっぱり、同棲は？」
虫「反！対！です！」
と「うるさ(笑) 」
て「でもさ、この人ホントに他人と住まなかったら終わるよ？」
『やめてよ、変なイメージ付くじゃん』
り「あー、まあ想像は出来る」
て「まず朝起きないでしょ」
虫「低血圧だもんね。仕方ないよ」
て「料理はテキトーでしょ」
虫「食べれりゃ良いからね」
て「あと偉い人にめちゃくちゃ攻めの姿勢で突っ込んでく」
虫「愛嬌があるってことだね」
『ざわくん優しい(笑) 』
て「むしろ俺は嫌なんだよ？Aと住むの」
り「え！そうなの？！」
虫「じゃあ止めりん」
て「Aが俺と一緒がいいって言うんだって」
り「ほんとに？(笑) 」
『ごめん、これはホント(笑) 』
と「浅谷さんって、てつやのこと相当好きだもんね」
虫「僕の中のさやりん像が崩れてく……」
て「そんな俺とAが仲良くしてるの変？」
虫「そこじゃなくて……男と一緒がいいとかいうさやりんが……」
『正確には、一緒がいいって言うより、とりあえず2人で居た方が都合良くない？って感じだね』
て「で、俺は確かにそれはそうだなって思うから、イヤイヤだけど反対しない」
り「都合いいって何が？」
て「あのね、多分メンバーは分かってると思うけど、俺とAね、ホント一緒に育てられすぎてたから、ご飯のタイミングとかが全部被んのよ」
り「ホントすごいよね。急に2人一緒に立ち上がって水飲みに行くもんね」
て「そう。考えてること一緒だから、ホントに生活しやすい。さすがに掃除しなきゃなって決心するタイミングも被るから、一緒に掃除とかも出来るし」
虫「……仲良さそうだな」
『イラついてんな(笑) 』
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作者名：蚕虫 | 作成日時：2023年10月5日 19時
