Story85 ページ43
降谷 side
『では!お先に失礼しまーす!!』
僕が帰宅許可を出した途端、驚く程の速さで片付けを終えて出て行ってしまった碧咲を横目に、
僕は空っぽになり掛けていた思考を呼び戻す。
…しまった。その場に流されて貴重な協力者を家に返してしまった。
僕らしくも無いとその原因を探すが、アッサリとそれは見つかった。
それを再び思い出すと、僕は自分でも分かるくらいに顔を険しくさせる。
……どういう、事だ。
あの携帯は。碧咲が使っていたあの端末は。
間違いない。僕が連絡用にとAに買ってやった物だ。
もちろん、本人にそれは伝えていないので、
朝起きたら枕元にスマホの届け物が合ったという珍体験をする事になっただろうが。
そこまではいい。とても。
Aがそれを使ってくれているのを見掛けて、僕も嬉しくなったのは事実だ。
だが。
問題は、何故それを碧咲が持っているのか、だ。
Aはハッキリ言ってしまえば、スマホカバーなどの類を私物に取り付けるのを好まない。
なので必然的にそれらには大抵傷がついてしまっている。
まあ、それは僕も同じなのでなんとも言えないが。
何故、どうして。
必死に自問自答を繰り返すが、当たり前にも一向に答えは見付からない。
くそ…、流石にプライベートにまでには踏み込まない方が良いと、それ専用のアプリを忍ばせなかったのが間違えだった。(※感覚が麻痺ってます)
どちらにせよ、その真相を確かめるには碧咲に直接尋ねるしかない。
そう、決心した僕は、明日の予定を碧咲にメールで送りながら、資料を取りに帰るために一時的に家へと帰ることにした。
.
.
そして家に帰った僕が、少し癒しを頂こうと既に寝ているであろうAの部屋に向かい、
たまたまそこにスマホカバーがつけてある携帯を見て再び困惑するのは、
もう少しあとの話。
ーー
どうも、最近全然ネタが思い浮かばないササミです。
来てしまった……遂にネタ切れが…私にも訪れてしまった…。
という訳で。
ネタやリクエストを募集します(唐突)
来なければ作者がネタを思い付くまでネタ探しの旅に出掛けるので、更新が暫くストップします(自由人)
なので!なんでもいいです。
何か思いついた方からコメ欄に書いてくださいお願いします(土下座)
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夜雨ナナト - 無理だったとかなら全然書かなくていいです。ログインできない私はお気に入り登録することができませんが応援しています! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - リクですね!降谷さんの息子として外を歩いてるところを逆ナンされてしまい せらますみちゃん に助けてもらい、けれどあまりにも降谷さんに顔が似すぎていたのでうたがわれてしまう っていうのできませんか?私の低脳すぎる脳ではこれが限界だったぁぁぁぁぁ! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - めっちゃ面白いです!前作から読みました。めっちゃ面白いです!←この作品が神すぎてこれしか出てきません。すみません。 (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 57d631d047 (このIDを非表示/違反報告)
加熱されたみかん - ほんっとに作者様の作品大好きです……更新頑張ってください! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 9c8747fe33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/
作成日時:2019年8月14日 16時