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Story71 ページ28

降谷 side













サミット会場が爆破された。



多くの仲間が亡き者となった。



まるで、自分の心臓を抉られたような気分だった。




ーーー




どうする。
これは流石の僕も、一人で解決できない。


テロという事自体は分かりきっているのに。

このままでは、どの道事故として片付けられてしまう。


「くそっ…、!」


纏まらない思考を頭の中で必死に練り上げながら、被害が及ばないようにサミット会場から離れた方に避難する。


一人じゃあ、駄目だ。
誰か、だれか。協力者を探さないと…!


「…!」


そこで真っ先に思い浮かんだのが、とある二人の人物。

だが、そこまで考えついた所で我に返る。
今更、どうしようもない焦りが込み上げてくる。


「正気か、僕は…!
あの二人は、仮にもまだ子供なんだぞ…!?」


そんな自問自答を繰り返してその案を取り消そうとするも、どうもその案が得策に思えて仕方が無かった。

…でも、あの子達なら。


「……はッ、やむを得ない、か。」


子供にまで頼らなければならない自分の無力さに対して嘲笑しながら、僕はとある人物に向けて電話を掛けた。

その画面には"亜月碧咲"と大きく表示されている。


子供は子供でも、僕が直々に公安の協力者に認定した子供だ。

この子なら、きっと。
僕ら(公安)の良き協力者になってくれる筈だ。


〈…もしもし、降谷さん?〉

「ああ、僕だ。」


電話越しに聞こえたその声に、何処か懐かしさを覚えながらも、僕は要件を手短に伝えようと思考を再開させた。

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夜雨ナナト - 無理だったとかなら全然書かなくていいです。ログインできない私はお気に入り登録することができませんが応援しています! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - リクですね!降谷さんの息子として外を歩いてるところを逆ナンされてしまい せらますみちゃん に助けてもらい、けれどあまりにも降谷さんに顔が似すぎていたのでうたがわれてしまう っていうのできませんか?私の低脳すぎる脳ではこれが限界だったぁぁぁぁぁ! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - めっちゃ面白いです!前作から読みました。めっちゃ面白いです!←この作品が神すぎてこれしか出てきません。すみません。 (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 57d631d047 (このIDを非表示/違反報告)
加熱されたみかん - ほんっとに作者様の作品大好きです……更新頑張ってください! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 9c8747fe33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/  
作成日時:2019年8月14日 16時

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