二十二話 ページ24
…それから、5分でタイムアウト。
あんなハイペースじゃ、無理もない。
それに、今はヤバイ状態。
黄瀬くんに弱点があると言ったあと、わかってしまった。
黒子くんの、弱点。
それは…
「リコちゃん。彼はもう、ミスディレクションが使えない。」
「えぇ!?」
「ミスディレクションは元々影を薄くして気付かれずにパスの中継役になっている。でも、使いすぎれば慣れてしまい、影を薄くしても気づかれる。だからもう、ミスディレクションの役割を果たさない。…でしょ?黒子くん。」
「はい、その通りです。」
それに、体力も無いからな…
そう考えていると
「どうしてそういう事を先に言わないの!!」
黒子くんがリコちゃんに首をしめられてた。
そして、タイムアウト終了後…
しばらくやっていた火神くんが突然笑いだし、黄瀬くんの弱点は黒子くんだと言っていた。
…確かに、デルモだし、キセキの世代だし、影薄いとは言えないな…
濃い人が薄める事は難しいからね…
…それから、火神くんが面白い作戦を考えていた。
その作戦なら、いけそうだ。
「…うん、それ、いけるかも。」
リコちゃんもいけると思ってる。
「…よし、じゃあ…、逆襲よろしく!」
そして、第2が始まる。
作戦通り、黄瀬くんが困惑している。
ってか、いつの間にあの二人は仲良くなったんだ…?
…と、思っていたらパス外した。
………うん、いつも道理の二人だ!
そして、黒子くんを黄瀬くんにつかせ、抜かせてそこを火神くんがついて、黒子くんがバックチップ。
…なかなか考えるねぇ……
そして、黒子くんは平面、火神くんが高さ。
そう考えると、最強のコンビ。
でも彼は影が薄い。
だから気が付かれない。
だから……
「「「「あっ!!」」」」
「黒子くん!!」
…接触事故が、起こってしまう。
「救急箱!」
「もうあるよ!」
彼からは血が出ている。
…もう出れないだろう。
…あれ?
これ、チャンスじゃない?
黒子くんの怪我も処置し終わったし…
「…私、出ようか?」
「え?でもユニフォーム…」
「あ…、ごめん。もってるの…」
「もってきてるの!?」
だって使うかな〜って…
「うん…」
「じゃ、着替えてきて。」
「了解!」
私は別室に入って着替える。
そして、また出てくる。
みんなザワザワしだした。
ま、女がユニフォーム来てたら誰でも驚くか…
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時