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すると突然Aの指が俺の方向を指してきた。
周りの女子は騒がしくなる。
俺も突然の事で驚いた。
驚いてる中、俺とAの目は合っていて、まるで俺に歌っているようだった。
そう思い始めると俺は嬉しくなった。
もし、もし、本当にそうなら今すぐに抱きしめたい。
そのオシャレな髪型なんて崩すくらいに頭を撫でたい。
キスをしたい。
そう思った。
それくらい俺はAのことが好きで、好きで、たまらない。
恐らく、重症だろう。
でも、別にいい。
重症で何が悪い。
それくらいどうしようもなく好きなんだ。
この気持ちは、来年もこの先もずっと変わらない。
歌が終わるとAは、歌いきったという満足な顔をして仲間たちと体育館から姿を消した。
俺は手すりを掴んでいる手をぎゅっと握りしめた。
はやく、会いてぇ。
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コッペパン(プロフ) - まじで面白くて好きです!あの夏の青春ソングって青と夏のことですか? (2021年2月23日 12時) (レス) id: 35bad60104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nano | 作成日時:2020年10月29日 23時