キラキラとまぶしいね、君は 2 ｢影山飛雄｣ (ページ2)

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飛雄からだった。

俺は、持っていたシャーペンを机に置き、急いでスマホを手に取った。

課題なんてやってられっか。

影山飛雄から連絡が来たんだぞ。
しかもこんな真昼間に。

いつもは、部活なのに。

どしたんだろう？と思うと

《明後日の花火大会空いてるか？空いてたら一緒に行きたい》

、、、。
え！？！
花火大会！？！

え、もしかして俺あの影山飛雄くんから誘われてる？え？誘われてる？？

こんなの行くに決まっとるじゃん。
嬉しいな。

だって、飛雄だよ？？

そう思うと俺は嬉しくなり、文字のフリックを素早く動かして飛雄に連絡をした。

花火大会は、2日間あってそのうちの1日は、早乙女たちと行く予定だ。

《空いてるよ！もちろん、行こ行こ》

そう送った後、少し時間が経った。

既読は着いてるし、飛雄は打つのが遅いのかもしれない。

うん。なんか想像つく。
それで、変換とか手こずるやつでしょ。
分かる分かる。

俺はその場面を想像すると、おもしろくて笑ってしまった。

ここが部屋の中で良かった。
外だったら不審者扱いされる。

《良かった。嬉しい。じゃあ、6時に東公園な》

淡々と書かれていた文章だった。
相変わらず飛雄らしいなと思い、俺はクスッと笑った。

浴衣来てこーかな。