【銀魂】真選組の小娘ちゃん ３

第95訓 ケツに尖ったもん刺さったら必ず病院行ってね ページ7

またあの強い光で周りが真っ白になる。そこに旦那の真っ赤な血しぶきが加わってなんか芸術的。とか思っちゃったら危ない。めちゃくちゃ痛そうだから。





とにかく、こんな強い光の中目を開けるなんてこと出来ないので目を瞑る。









「ん、」


ゆっくりと目を開けると、そこは海ではなく、元いた映画館だった。









「戻ってきましたね。」

桂「頭がクラクラするな。」

銀「ケ、ケツがっ……。」









なんか、凄く変な体験をしたというか、よく分からない話を読者様に読ませてしまいとても申し訳ない。お願い見捨てないで。




私達はとりあえず外に出た。








「一時間くらい時間が経ってます。」

桂「あちらとこちらでは時間の流れが違うのか？」

「さあ。」

銀「……。」






無言で痛みを我慢している旦那を見るのは辛い。あんな尖ったキノコが二回もケツに刺さったんだもん。そりゃ痛いよね。









「あ、鍵ありました。」

銀「なんで今になって出てくるんだよ。」





とりあえず手錠を外して私達は晴れて自由の身になった。









「ハッピーエンドでしたね。」

銀「バッドだったら良かったのに。」

桂「エリザベス、ご苦労だったな。」

エ『お帰りなさい。』






桂はそのまましれっと帰ろうとしていたので、逃すまいと思い後を追おうとした、その時。

旦那に腕をガっと掴まれた。







銀「こんな状態の俺を、一人残すってのか。」

「ツバつけときゃ治りますよ。」

銀「治るか！」

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