9話 ページ15
数日が経った。
その間にもセンラは毎日血を吸った。
紗奈の身体を考えて…なのかはわからないが、紗奈の寝る前に必ず
そして…センラは紗奈必ず寝る直前に額にキスをしている。
紗奈は、吸血鬼だから何をするかわからないし、やめろって言ったってやめないだろうから…、と半ば諦めていた。
「…!あ…。ありがとう。」
リボンがひらひらと飛んできて、何かを巻きつけている。
「紫姫ありがとう…。
これで…もう少しでここから出られるね…」
そこには、琥珀があった。琥珀のペンダント。
まるで紗奈にあいたがっていたかのように、きれいに光に反射し輝く。
「私の…相棒。
会えなくて寂しかったよ。」
ペンダントをつけると、またいつもの感覚が戻ってくる。
今回簡単だからと言ってこの子を置いてきた私もバカだった。と紗奈は思った。
「……急に物に話しかけてどしたん?」
挑発するような彼の態度に、ギロッと睨む。
「すぐにわかるよ。」
紗奈その場に立ち上がると、首にかけていた琥珀を優しく包み込み、ある呪文を唱える。
「宝石に変えられし、神武器よ。
ありのままの姿に…戻れ。」
強い強い光が部屋の中を満たす。
しばらくして、紗奈の手には剣が握られていた。
「雷光剣…」
先代が初めて私にくれた宝石…。
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どうも。朧月 天音です。
読んでくださり皆様ありがとうございます。
皆様…。グッズは届いたでしょうか?
ファイルはゲットしたでしょうか?
ファイルは初日の朝7時から行って買いました。
グッズは前々から届いていたのですが、親友と開けることになり、1週間お預けでした。
親友はホログラムを出していたのに私は出せず…。
がっかりはしたものの、次は頑張ろう!という気になりました。
親友ありがとう。
さて、紗奈ちゃんがここから抜け出すのもすぐそこですね。
抜け出したら彼女らは一体どうなってしまうのでしょうか…。離れ離れになってしまうのでしょうか…?
このまま終わらせる可能性もあるし、続く可能性もあります。
番外編はいつか作るので…しばしお待ちを__。
番外編の中で1番私が好きなのは、「奇跡のキセキ」です。
紫姫×志麻のお話です。
毎回毎回不定期更新となってしまいますが…お許しを
これからも、魔法と怪盗は甘くて酸っぱくて苦い 【snr】をよろしくお願いします!
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作者名:朧月 天音 | 作成日時:2020年12月8日 21時