大海賊時代にいたのに気づいたら鬼がいました…2 【鬼滅の刃】

勝つのは ページ20

炭治郎は妓夫太郎の鎌が顎に貫通したまま刀を頸に喰い込ませた。


妓(コイツ!!まだ刀を振りやがる馬鹿が。先刻だって俺の頸を斬れなかったくせになああ!!)


炭(腕の力だけじゃ駄目だ。全身の力で斬るんだ頭の天辺からつま先まで使え。体中の痛みは忘れろ全て忘れろ喰らいつけ!!渾身の一撃じゃ足りないその百倍の力を捻り出せ!!)


炭治郎の刀は妓夫太郎の頸の半分程斬り始めた。


(炭治郎凄い！！頑張って！！ あれ？炭治郎の額の痣が濃くなった…？気のせい？)


妓(顎から鎌が抜けねえ!!まずい忍に斬られた左腕を早く再生…。畜生こんなガキに…まずい!!斬られぞオオオ!!いや!!大丈夫だ!!俺の頸が斬られても妹の頸が繋がってりゃあ。まずこっちを始末する!!)


(妓夫太郎は天元と炭治郎に任せるけど堕姫も同時に斬らなきゃ意味ないからね。さて堕姫の方は…うん大丈夫そうだね。善逸･伊之助頑張れ…！)


堕「アンタがアタシの頸を斬るより早くアタシがアンタを細切れにするわ!!」


そう言って堕姫は思い切り善逸に向かって帯で攻撃を仕掛けた。


…がその瞬間伊之助が全ての帯を斬り裂いた。


堕(何でよコイツお兄ちゃんが心臓を刺したのに!!)


伊「俺の体の柔ら゛かさを゛見くびんじゃね゛え゛!!内蔵の位置を゛ズラすな゛んてお茶の゛子さい゛さい゛だぜ！！険しい山で育っだ俺に゛は毒も゛効かね゛え゛!!」


(ふふふ。さすが伊之助！でもあまり長くは持たないね…。早く終わらせなきゃ！！)


伊之助･善逸は二人で堕姫の頸に刀を喰い込ませた…




そして…




妓夫太郎･堕姫二人の頸は同時に斬り落とされた…。

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