Smilest 3

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母「あたりまえじゃない、
しっかりAの面倒みて
ちょーだい」



藤「はい、笑」





いや、嬉しそうに返事してるけど





私「だめだよ、太輔まだ撮影あるんだから
移しちゃったら困る」



母「やだぁ、移すような事しちゃ
だめよ？藤ヶ谷さん、笑」



藤「承知しましたー、笑
じゃ、お風呂おかりします」



母「どうぞどうぞ。こっちよ〜」





部屋を出てく母についてこうとする



太輔を止める





私「ちょ、太輔」



藤「ん？お風呂いってくるから
寝てていいよ？」



私「ほんとに泊まる気？」



藤「だめなの？」



私「うっ……」




なにその可愛い顔




私「……だめじゃない……けど、移したくない」



藤「大丈夫、Aは気にしないで
寝なさい」




ベットの傍に戻ってきて



頭をポンポンってされる




……きゅん




寝れないよ……





藤「あ、それとも
もっと移る事する？笑」



私「は、な、なに言っ……」



藤「ふふっ、冗談。風呂いってくるね」



私「……」





耳元で囁いて、スタスタと部屋を
出てく太輔を呆然と見送る




……なんだあれ




可愛いとかっこいいが渋滞だよ





……





私「……んー」




キャパオーバーだった私は



あの後すぐ寝てしまったようで



夜中、寝苦しくて目が覚めた





私「……ひっ」




……な、なんで？



目の前に太輔の美しい寝顔




寝顔、最高……って、そうじゃなくて、、




ベットの下を見れば



ちゃんと布団がひいてあるのに



何故か私のベットで一緒に寝てる太輔





……移してないかな




気になって、目の前のおでこに



手をあててみる





藤「……ん、どした？」





あ、



起こしちゃった？





私「移ってないかなって思って」



藤「んー、大丈夫。
熱下がった？」





寝ぼけながら、自分のおでこを



私のおでこにくっつけて確認してくる





藤「冷たいな」



私「冷えピタがね、笑」



藤「……」





黙っちゃった、ウケる





クスクス笑ってると




藤「寝ろよ、笑」




って、私を抱き寄せて、



背中をポンポンってしてくれるから




私もぎゅって、太輔の背中に



腕を巻きつけて、また眠りについた




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