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幻聴？
会いたすぎて幻聴まで聞こえる……
私「もぉー、なんでないのーーっ」
ほんとに鍵、どこいっちゃったんだろ
ベットの下に頭を突っ込んだまま
気力もなくなり、また突っ伏した
藤「ちょっと！笑 なにやってんだよ」
また聞こえてきた幻聴に
私「さがしものだよ」
答えると
両足を引っ張られ、ベットの下から
ポルターガイストのように引きづり出された
私「ひぃ！」
お、おばけっ？！？
足を掴まれたまま
恐る恐る振り返ると
笑ってる太輔がいる
……ナニガオキテル？
私「ま、まぼろしー？！？」
藤「……なにそれ、IKKOさん？笑」
クスクス笑ってる太輔
私「……え、ほんもの？」
藤「はい？」
私「……なに……してんの？」
藤「いやこっちのセリフだわ、笑」
私の足をぼんぽん叩いて笑ってる
藤「寝てなくて大丈夫？」
私「……ちょっと、探しもの……してて」
どうしよう……
鍵なくしたって、言うべき？
藤「もしかして、探しものって……これ？」
太輔が自分のポケットから
私が探してた物を出して見せてくる
私「あ」
藤「さっき、ぎゅっと手握りしめてるから
なにかなって思ってみたらこれでさ、
手に痕ついちゃうから、預かってた」
私「太輔が持ってたのか。
よかった、無くしちゃったかと思った」
はい、って渡してくれるから
また握りしめる
私「返さないよ？」
藤「いいよ、笑」
見つかってほっとしたせいか、
一気にチカラが抜け、
床にグテ〜っとすると
藤「ちょ、だーめだって。
ちゃんとベットで寝てよ」
床から剥がされ、
仰向けにされる
藤「ほら、つかまって？」
背中を支え膝の裏に腕を差し込まれた
なにこれ、近い……
嬉しいけど、風邪うつしちゃったら困るからと
顔を背けると
藤「ちゃんと掴まんないと、落ちるよ？」
それは困る……
ぎゅっ
藤「ふっ、苦しいって、笑」
思いっきり首にしがみついたら
笑いながら、ベットに下ろされた
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なみすけ(プロフ) - 喜友名 立子さん» ほんと嬉しいコメントありがとうございます！毎回毎回早く更新しようと心掛けてるんですが、どうも文字を見ると眠くなる癖が、笑。早めに頑張りますので是非懲りずに読んでもらえたら嬉しいです！ (2021年4月26日 20時) (
レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
喜友名 立子(プロフ) - なみすけさんの書くお話大好きです。キュンキュンします。毎回次が気になって気になって…更新楽しみにしています。 (2021年4月26日 19時) (レス) id: 09fea5d822 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - njskpercussionさん» ほんとですかー？！？嬉しすぎて舞ってしまいそうです、笑更新頻度あげなきゃ！！ (2021年4月11日 20時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
njskpercussion(プロフ) - ヤバい！やっぱこの主人公ちゃん好きだ！切なさと、愛しさと。キュンキュンしますわ！ (2021年4月11日 20時) (レス) id: 178869710c (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - Bellさん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます！！もっと早く沢山更新したいのに行き詰まってなかなか進まずごめんなさいです、泣 (2021年4月6日 6時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみすけ
| 作成日時：2021年2月7日 19時
