Smilest 3

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結局、



ディズニー〇〇〇のチケットは



太輔とミワさんの手に1枚ずつ渡される事で



落ち着き





ビンゴ大会は再開され



私の頭の中は、開かない私のカードよりも



太輔がミワさんと一緒に行くんだって事が



ずっとぐるぐるしてて



時間が過ぎていった






二「ほら、これあげるよ」



横「俺のもあげる」





ビンゴ大会が終わり、



いつの間にか当たってたふたりが



放心状態の私に景品を差し出してきた





私「くれるの？」



二「Aちゃん、欲しがってたじゃん」




さっき見た、アロマポット。




私「嬉しい、ありがとう」



横「はい、これで太輔と美味しいもの
食べに行っといで？」




横尾さんは高級ホテルのお食事券。




私「ほんとに？」



横「Aちゃん、今日がんばったから
ご褒美です、笑」





じーんっ




ご褒美なんて、



いっぱいがんばってくれたのは



横尾さんなのに……





私「うぅ、…横尾さん、ありがとう」



横「どういたしまして、笑」





ふたりの優しさに泣きそう





それに比べて、



太輔はミワさんとディズニー？





……ほんとありえないんだけど






私「なんかむかついてきた」



二「え？」



私「ふたりはこんなに優しいのに、
太輔はミワさんとディズニーだって！」



横「いや、行かないっしょ、笑」



私「行くよ、さっき約束してた」





「誰が一緒に行くって言った？笑」





……ん？





後ろから声がして振り向くと




太輔がいる





私「……おめでとうございます」



藤「ね、言ったとおり当てたでしょ？」



私「そうだねっ！私は一緒に行けないけどね！」



藤「ふっ」





嫌味たっぷりに言うと、笑ってる





藤「ほら」





ポケットから、チケットを出して



見せてくる





私「自慢ですか……」



藤「ちげーわ、笑」





わざわざ見たくないもの見せなくて
良くない？





藤「いらないのね？」





あれ、



よく見たら





私「2枚ある」



藤「さっき当たったやつじゃないからね、笑」





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