Smilest 3

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どこだ


私の体操服




立ち上がって、辺りを見回してみる




ソファに置いてあるクッションを
どけてみたり、



洗濯機をちょっと覗いてみたり





私「ないじゃん！」





ありそうなとこは探し尽くしたと思う





あ、



寝室はまだだ……





ガチャ！



そーっと、寝室をあけ覗いてみる





私「うわぁ」



太輔の匂いがする





引き寄せられるようにベットの上にいき



ぼふっ！



太輔の枕に顔を埋める (←変態か！)





……なにこれ、幸せすぎる





ゴロゴロ



ゴロゴロ





……しかしほんとに枕が多いな、笑





ん？




私「あったーっ！」





私の体操服が太輔の枕に着せてある





なんで？





よくわからないまま、



とりあえず枕から剥がし、着る。




なんだかんだ、これが1番落ち着くし……






私「うわ、かっこいーー！！」





暇だから、DVDが沢山入ってるとこをあさって、



太輔達のライブDVDを探し出した





ジョッシー松村？





私「これか！二階堂さんの女装！
なんなの、めちゃめちゃ足が綺麗〜」





またしても敗北感をいただき、






私「あははっ」



私「キャーー！カッコいい！」



私「Re:？……やばい、……なんか感動する」





DVDを堪能しながら、


気づけばひとりでシャンパン1本を空けていて





私「ん〜、クラクラする〜」





お酒、結構強いはずなんだけど






〜ピンポーン♪




ドキッ！


突然家のチャイム音




誰？太輔？ いや、鳴らさないでしょ



じゃあ、誰？



こんな時間に訪問客って……



まさか……ミワさん？






……どうしよう





クラクラする私の頭の中に繰り広げられる


ドラマかなんかの修羅場シーン




ミ「なんであなたがここに？」


私「太輔の彼女は私です」


ミ「違うわ、私よ」




……




私「違う違う違うちがーう！絶対私っ！」





おし、



こい！



戦ってやる！






ドアノブを掴もうと手を延ばすと



何故か急にドアが開き



ドアノブを掴むことなく、つんのめる





「うぉ！」





そして誰かの声と共に、



ぼふっと胸に顔が埋まった




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