てぐんさんの嫁6 (ページ27)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:40,145 hit

249 ページ27

Aのいる病室の前で医者から説明を受ける。
顔を殴られ腫れていて、手首にも掴まれた時に出来た痕が残っている。
その他は打撲程度で済んだらしい。

医者「大事なのは心のケアです。男性に対しての恐怖心が出ています。
私が処置した時は気を失っていたので大丈夫でしたが、男性看護師が近づくと悲鳴をあげていたので…なので、明日からは女性の医師と看護師で治療にあたりたいと思います」
LE「わかりました」
医者「ずっと貴方の名前を呼んでいました。
今はまだ眠っていますが、側についていてあげてください」
LE「ありがとうございます」

医者に頭を下げ、病室に入る。

LE「A…」

顔が腫れていて、口の横も切れている。
手首は包帯で隠してくれていた。

LE「そうだ…皆に連絡…」

病室を出てハギョンに電話をかけた。

ーーーー
N「わかった…うん、マネひょんには僕から連絡入れておくから」

テグニひょんからハギョニひょんへ電話がかかってきた。
落ち着いているように見えたハギョニひょんだけど携帯を持つ手が震えていた。

HB「状況は！？」
N「うん…」

ハギョニひょんから話を聞いて愕然とした。
意味がわからない…

N「とりあえず、しばらく入院するって。
もしかしたら僕たちの事も怖がるかもしれない」
KE「え…」
N「明日、病院行ってくるよ。テグナもしばらくは帰れないだろうから着替え持って行ってくる」
HK「僕もいく！」
RV「ヒョガ、気持ちはわかるけど明日はハギョニひょんに任せよう。
いきなり男ばかり来たらAヌナがパニックになる」

ウォンシクの言う通りだ。

HB「ヒョガ、明日は家で待ってよう」
HK「…」
KE「大丈夫だよ、ヒョガ」

もし、Aヌナが僕達の事を拒絶したらどうしよう…
きっと皆、同じ事を考えていると思う。
怖い…