続 人形 -ド一ル-【ハイキュー】

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『…………え？』









てっきり反対してくると思っていたから、思わず拍子抜けな声を出してしまった。









母「“覚えていないかもしれないけどね……Aは昔1度溺れ死にそうになったの。Aが5歳の時に海に行ったんだけど、漂流物に足が引っかかっちゃって。”」









………全く覚えてない。









母「“だから何をしてでもAを守らないとって。……でも、いつの間にか過保護がすぎて私と父さんが大好きな人形に見立てて育ててしまったのね。”」









父「“水翔はなんでも完璧にこなしていたからな。だから何も言わなくても大丈夫だと思ってたんだが……かえって傷つけてたんだな。……A、水翔。ごめんよ。”」









『………っ。』









水「ンだよ……それ。」









正直……謝ってすむ問題じゃない。だって……この2人のせいで私は……辛い目にあったんだ。









でも……2人の目は優しくて……本当に申し訳ないと思ってそうで……。









母「“改めて……家で話し合いましょう？ここで話す事ではないと思うの。”」









父「“A。お前は言われた事をやり、言われてない事はやらないなんて事、しなくていい。他人に左右されず、自分のやりたいようにしなさい。水翔。お前をAの監視として行かせたがもう良いよ。帰ってきなさい。今日はお前の好きな料理を作ろう。”」









水「……っ、もっと……早く気づけよ、馬鹿……！！」









『ありがとう……ございます……！！』









嬉し涙がボロボロと出てくる。









母「“それと……後ろにいる皆さん。私達のせいでご迷惑をかけてすみません。”」









黒「え……ああ、いや、大丈夫です。」









父「“……A。”」









『…………はい。』









父「“良い仲間を……持ったな”」









『……！！はい！！』









ちゃんと……話して良かった。









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なんか意味不な展開になってしまって申し訳ない……。

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