続 人形 -ド一ル-【ハイキュー】

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『………黒尾さん、降ろしてください。』









黒「あ〜？別に良いだろ。」









今の状況を説明すると……黒尾さんに毎回の如く自主練に誘われたのだが、今日はかおりさんが女子会をしよう！と言ったから断った。









なのだが、その事を知ってたらしく、先に黒尾さんがかおりさんに私が遅れると伝え、無理矢理担がれてると言うわけだ。









…………担ぐ必要なくないか……？









黒「おっす、遅れた〜。」









兎「お一！黒尾珍しく遅かっ……Aを担いでるだと！？」









黒「へっ、良いだろ。」









兎「いいな一！！俺も担ぎたい！！」









黒「やだ。」









『あの……皆見てるんでとっとと降ろしてもらって良いですか。』









今回は黒尾さんが1番遅かったから、他の人が思い切り今の状況を見てるのだ。恥ずかしすぎる。









黒「わり一わり一。てかA軽くね？ちゃんと食ってる？」









『朝昼晩栄養あるものちゃんと食べてます……。』









そんな会話をしていたら、侑君と目が合った。









………だけど気まずかったからすぐ目を逸らした。









そう言えば……黒尾さん朝はよそよそしかったけど今は全然そんな事なかったな……。なんだったんだろ。









黒「……んで、何するよ。前回と同じ練習か？」









夜「それで良いんじゃないか？」









黒「よし、なら早速準備すっか一。」









黒尾さんの言葉を合図に、それぞれ動き出す。









………だが。









水「あ、あの！俺も一緒に練習したいんですけど……良いですか！？」









水翔が乱入してきた。

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