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「夢月！！」
夢月「はぁ、はぁ…。」
ま〜くん対俺達３人でゲームをしたが…
まぁ結果はボロボロ。
そもそもま〜くん、全部動きがしっかりしてるし速い。
迷いがないって感じ。
真緒「お疲れさん♪」
短時間のゲームが終わり、
ま〜くんが買ってきてくれたスポドリを喉に流し込む。
「やっぱ衣更さん、すげぇ…。」
真緒「まぁ、お前らよりは長くやってるからな(笑)」
「めちゃくちゃかっこよかったです。」
真緒「お、サンキュ！
…でも、今日の試合では
お前らがめちゃくちゃかっこよくならないとな♪」
…最後の試合…なんだもんね。
俺の親は見に来なくても…
みんなの親は見に来るんだから。
真緒「…そんな顔すんな。」
夢月「うにっ…。」
ま〜くんに両方のほっぺをつねられた。
真緒「夢月、お前の気持ちは分かる。
最後の試合、２人に見てほしいのもわかる。
だけど、その前にまず…
お前にとっても最後なんだ。」
俺にとって最後…？
真緒「中学生で、このメンバーで戦うのも、
笑い合って涙するのも、これが最後なんだ。
だから、お前は
全力で楽しめ！
…きっと、あいつらにも届くから。」
何が２人に届くのかとか、
いちいち聞かなくてもいいと思った。
１試合目。
観客席を見上げれば、
ま〜くんはファンに埋もれていた。
まぁそんなこと分かってたけど。
「衣更さん大変だな。」
夢月「ほんとに、あれでちゃんと俺のこと見ててくれるのかな。」
「意地でも見るだろ。」
会場に送ってくれたことだけでも感謝してるんだけどね。
「晴人、裕貴、和真、夢月…あと、誠、出ろ。」
３年だし、毎回スタメンではある。
でも、この中ではそんなに目立った活躍はしない。
一応ポイントガードだからボール運びはするけど、
そんなの誰でもできると思ってる。
試合の合図がする。
両チーム挨拶をして、
コートに立つ。
ジャンプボールからの、
まずは俺らのチームにボールがわたった。
よく一緒に練習試合する学校だから、
知り合いも多いし、特徴もなんとなくだけどわかってる。
最後だからこそ負けたくないし、
笑って終わりたい。
「夢月…負けないからな！」
夢月「…俺らだって負けないから。」
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照山紅葉(プロフ) - 猫愛りあさん» コメントありがとうございます！うわぁぁ、ありがたいお言葉！！私の父もこんなんじゃないです笑もう理想を全部詰め込みました！！りあさんもどうかお父様と仲良くお過ごしください！ (1月22日 18時) (
レス) id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - うん…全部見たけど良い話だわぁ〜！！てか、これ見てて父凛月も可愛いね！うちの父見る時悲しくなってくるわ理想と現実の違いってこの事を言うんだね（失礼すぎワロタ） (1月22日 9時) (レス) @page50 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 何この幸せな世界線見るだけでにやけてる俺がキモい (1月22日 6時) (レス) @page3 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
照山紅葉(プロフ) - 夢咲みなさん» ありがとうございます〜！今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月17日 17時) (レス) @page46 id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みな(プロフ) - 面白かったです！続きも気になります！ (2023年4月1日 14時) (レス) @page44 id: dc175acd62 (このIDを非表示/違反報告)
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