過去編2 ページ40
…んぅ…。
目を開けたら白い天井が…。
…ここは保健室？
俺、なんでここにいるんだっけ？
A「あ、凛月先輩、お目覚めですか？」
凛月「…え、うん。」
昨日の帰り道、何度も聞いた声がした。
そうか、道理でこいつがいるわけだ…。
凛月「ねぇ、なんで俺ここにいるの？」
A「凛月先輩の朝の寝起きの顔色が悪かったらしく、
あまりにも起きないということで、
真緒先輩が保健室まで…。
しばらく休ませてとのことです。」
…あ〜、ま〜くんだったか…。
たしかに寝不足だったからねぇ…。
A「具合が良くなったら、教室に戻っていただいても大丈夫です。」
凛月「ん〜。だるいし面倒臭いから、
もう少しここにいてもいい〜？」
何を考えたのか、Aは一瞬驚いた顔をして
また微笑みかけた。
A「はい、ゆっくりしていってください♪」
…あ〜、やっぱりこいつは嫌いじゃないかも。
あんずやセッちゃんたちとは大違い♪
ガミガミ言わないし、無理に引きずったりしない。
凛月「…ねぇ、話し相手になってよ。」
気がついたらそんなことを口走っていた。
A「…私でいいんですか？」
凛月「あんたの他に誰がいるの。
ほら、こっち座って。」
凛月「もぅ〜、大人しく寝かせてって話だよねぇ…。」
A「ふふふっ♪」
ただの暇つぶしに話していたつもりだったのに、
気がついたら二人で笑い合ってた。
ま〜くん以外と二人でこんな感じになるのは、
Aが初めてだった。
それに…
凛月「…Aって、よく笑うよね。」
A「…あっ…ごめんなさい。
変な意味で捉えていたわけじゃないんですが…。」
凛月「いや、そういうことじゃなくて。
あんたがいつも笑ってくれるから、
話してる俺も楽しいっていうか…。」
癖なんだろうねぇ。
笑顔なだけで聞き上手…って言えるのかはわからないけど、
Aほど俺の話をした人はいないと思う。
何でもかんでも口から出てきちゃった。
A「凛月先輩の話、とても楽しかったので…。」
凛月「え。」
こんなのが楽しかったの？
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照山紅葉(プロフ) - 猫愛りあさん» コメントありがとうございます！うわぁぁ、ありがたいお言葉！！私の父もこんなんじゃないです笑もう理想を全部詰め込みました！！りあさんもどうかお父様と仲良くお過ごしください！ (1月22日 18時) (
レス) id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - うん…全部見たけど良い話だわぁ〜！！てか、これ見てて父凛月も可愛いね！うちの父見る時悲しくなってくるわ理想と現実の違いってこの事を言うんだね（失礼すぎワロタ） (1月22日 9時) (レス) @page50 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 何この幸せな世界線見るだけでにやけてる俺がキモい (1月22日 6時) (レス) @page3 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
照山紅葉(プロフ) - 夢咲みなさん» ありがとうございます〜！今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月17日 17時) (レス) @page46 id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みな(プロフ) - 面白かったです！続きも気になります！ (2023年4月1日 14時) (レス) @page44 id: dc175acd62 (このIDを非表示/違反報告)
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