〃 ページ33
「夢月〜。」
夢月「何？」
「なんか可愛い子がお前のこと待ってたぞ。」
夢月「…そっか…。」
…またか…。
相手にも失礼だから声に出さないけど。
「お前女嫌いならその顔俺と交換して欲しいんだけど。」
夢月「何気持ち悪いこと言ってんの。
俺だってこんな顔になりたくてなったわけじゃないよ。」
「気持ち悪い！？ちょっと傷ついたぞ！？」
夢月「しかも別に美形なわけでもないじゃん。
はぁ…ホントに女子の考えてること分かんない…。
俺はもうお母さんしか好きじゃない…無理…。」
「クソっ！顔がいいやつは自覚ないのかよ！
ていうか…お母さんへのそれは恋でもなんでもないだろ。
もし仮にそうだとして…
お前の父ちゃんに目だけで殺されると思う…。」
こいつは小学生の時から一緒だから、
うちには何度も遊びに来てる。
だから、お父さんとお母さんもこいつのことを知ってる。
つまりはあの熱々な二人をまぁよく知っているわけで…。
俺の家に遊びに来ると
毎度のことながらあの二人がイチャイチャしてるから…。
俺が家に帰ったときも同様。
夢月「まぁそうだけど、
もうお母さん以外女子に見えないんだよ。」
「…重症だな…。
お前の母ちゃんかわいいもんな〜。」
夢月「え、そう？」
「ああ、俺の母ちゃんよりも若いからそう見えるんだろうけど。」
二十歳で俺を産んでるからそりゃあ若いよね…。
それに三十過ぎても高校生みたいな若々しさがあるし…。
「お前の父ちゃんはレベル違うけどな…。」
夢月「お父さんはかっこいいよね。」
「俺の家族みんなファンだよ。」
夢月「そりゃどうも。
君たちのお陰で我が家の生活が成り立って((「それ以上言うな！」」
だって事実だし。
いや、お母さんも働いてるから
お父さんの収入だけじゃないけど。
「はぁ…取り敢えず行ってこいよ。
断ればいいだろ？」
夢月「断るのにも体力使うんだよ…。
頑張って気持ち伝えてくれたわけだし。」
「あ〜、俺告白されたことねぇから分かんなかった。」
…。
夢月「…ヘ、ヘェ、モテソウナノニネ。」
「おいなんか言い方変だぞ。
しかもそんな目で見るな！俺可哀想だろ！！」
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照山紅葉(プロフ) - 猫愛りあさん» コメントありがとうございます！うわぁぁ、ありがたいお言葉！！私の父もこんなんじゃないです笑もう理想を全部詰め込みました！！りあさんもどうかお父様と仲良くお過ごしください！ (1月22日 18時) (
レス) id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - うん…全部見たけど良い話だわぁ〜！！てか、これ見てて父凛月も可愛いね！うちの父見る時悲しくなってくるわ理想と現実の違いってこの事を言うんだね（失礼すぎワロタ） (1月22日 9時) (レス) @page50 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 何この幸せな世界線見るだけでにやけてる俺がキモい (1月22日 6時) (レス) @page3 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
照山紅葉(プロフ) - 夢咲みなさん» ありがとうございます〜！今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月17日 17時) (レス) @page46 id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みな(プロフ) - 面白かったです！続きも気になります！ (2023年4月1日 14時) (レス) @page44 id: dc175acd62 (このIDを非表示/違反報告)
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