推しが冷たすぎて困ってます！【白布賢二郎】 (ページ47)

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日向くんと影山くんは
牛島さんに頭を下げてその場を去った

私はその後を追いかけた
どうせここから烏野高校までの
帰り方もよく分かってないだろうからね、、

・

「ちょっと、、2人とも、、！」

日向「...あっ！Aさん！」

影山「あの、烏野ってどっちっすか！」

・

やっぱりね、、！！！
アホそうだなあって思ったもん
(お前が言うなby作者)

2人はバスで帰ることになり、
私は近くのバス停まで
2人を送っていくことにした

・

・

・

　

歩いている途中に
少し気になっていたことを
2人に聞いてみる

・

「...及川さんってやっぱり
　すごい選手なんだね、、」

日向「大王さ、、、あっ、
　及川さんのこと知ってるんですか！？」

「あーうん、、ちょっとだけね」

影山「あの人はすげえっす」
　
　
日向「サーブなんて、ドゴゴォン！って感じで、
　それと、トスが特にやべえっす！！」

「そうなんだね～！」

・

バレーの話をする2人の目は
いつもキラキラしているけど
及川さんの話をしている時は
どこか遠くの方を見つめていた

・

日向「でも、こいつも負けてねえっす！」

「...影山くん？」

日向「はい！俺は、まだこいつのトスがないと
　気持ちよくスパイクが打てません！」

「そっかあ、、影山くんもセッターなんだね！」

影山「うす！」

　

・

まだこいつのトスがないと
気持ちよくスパイクが打てない、、か

なんか青春だなあ

それに、やっぱりセッターって
かっこいいポジションだなあ
と、改めてしみじみ思う

・

そんな話をしていると
すぐにバス停に着いた

・

「あ、じゃあこれ
　 2人で1000円あれば足りるから」

そう言って日向くんに
1000円札を握らせる

・

日向「すみませんっ！！
　絶対返しに来ます！」

「んーん、またいつか会えた時でいいからね」

影山「あざーっす！！」

・

そのまま2人はバスに乗り込み
烏野高校へ帰って行った

・

(なんか初々しいなあ)

・