推しが冷たすぎて困ってます！【白布賢二郎】

17 ページ18

＊








そんなこんなで月日は流れて
気がつけばもう5月。








・








『神崎！良いとこに！』

「げ、なんですか」

『先生に向かって、げ！とはなんだ！』









・






昼休み、自販機に行って
教室へ帰る途中
話しかけて来たクラスの担任。


すっごく嫌な予感がする、、、





・








『お前確か図書委員だったよな？』

「まあ、、はい」

『じゃ、これ図書室までよろしくな！』

「え、！？」







・








私の腕にドンっと乗せてきた
1箱のダンボール





まあまあ重いし！！！
嫌な予感的中〜









・







『せっかく図書委員なったんだから
　 図書委員の仕事しろ〜』






・








ニコニコ笑いながら
そう言って風のように
走り去って行った担任。





チッ。あんたが勝手に
図書委員にしたんだろがい！！！








・


　



「あ〜私の昼休みが！！！！」









なんてブツブツ言いながら
1人でゆっくり廊下を歩いていると






・









ドンっ







「あ、ごめんなさい！よく見えなくて...」









・







曲がり角を曲がろうとした時
私は誰かにぶつかった、、







・








「怪我ないですか？」

『ああ、問題ない』








・

・

・








パッと顔を上げると
そこには凛々しい顔の
背の高くてガタイの良い
男の人が立っていた__________________









ヒィ！！！！！！！
てか、、牛島さんじゃん！！！！！
私牛島さんにぶつかったの！！？？？！







えっ白布くんにバレたら殺られる、、、








・








「....あっ、牛島さん、！
　 ほんとにすみません！」


牛島「...？大丈夫だ」



「良かったです、、、」








・








「...あ、じゃあ失礼します」









私はその場をすぐに
立ち去ろうとした







・








(.....お前牛島さんにぶつかったのか)
(えっ、誰！？チクったの！！)
(見てた)
(怖ァ！！！！)







・

18→←16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す