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「あ、スガ」
「おう、Aも旭のとこ行くの？」
「そう。昨日の練習でより旭には早く帰ってきてもらわないとって思ったから」
「……だな！」
自分たちの教室から隣の教室へと足を運んだ。
「なんか変な感じだな、スガ、A」
「頼む。戻ってきてくれよ。西谷ももう部活禁止が解けて戻ってくるんだ」
「そうか、良かった。西谷が後ろにいれば心強いもんな」
「お前もだよ！お前がトスを呼ぶだけで皆心強いって思ってるよ！」
「気持ちは嬉しいけど、俺が今戻ってもまた皆の足を引っ張っちまう」
「そんなことないよ。旭がいてくれるから私達は前に進めるの。貴方の背中をみて、皆が頑張れるの」
「今チームは確実に変わってるんだ。悔しいけど、１年に凄いセッターが入ってきた」
「それに、最強の囮がいるんだ。」
「……２人とも悪い」
１人で何度か説得しにきたこともあったけど、２人でもダメか。
もう旭はバレーが嫌いになっちゃったのかな。
旭の謝罪に私達は何も言えなくなる。
すると、廊下から聞き覚えのある声が２つ。
「え！日向影山？どうしてここに？」
「お前らこんなところで何やってんの」
学年ごとに階が違うはずだから、来ようとして来なければこの階には用が無いはず。
「あ、こいつらこの間入った１年の日向と影山」
「さっきいってた２人だよ」
「そうかあ、１年かあ。頑張れよ」
"頑張れ"
その言葉はもう戻らないことを決定づけるような一言で。
「えっ 一緒に頑張らないんですか？」
「……悪い、俺呼ばれてるから行くな」
日向に答えはせず、進路指導で呼ばれている先生のもとへと行ってしまった。
「あの、よくわかんないんスけど…怪我とかですか？」
「いや、元気。あいつがバレーを嫌いになっちゃったかもしれないのが問題なんだ」
「えええ！あんなに大きくてエースって呼ばれてるのに、なんで」
「ある試合でね、旭のスパイクが徹底的にブロックされて、……旭はこころが優しすぎるから、人一倍責任を感じちゃってるんだと思うの」
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ゆう(プロフ) - つーぼさん» コメントありがとうございます！！予想大正解です！これからも色々予想しながら楽しんでもらえるように頑張って書いていきます！ (2020年8月12日 17時) (
レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - この展開好きすぎる私予想が着いた1年間東京にいた私は音駒の誰かと知り合いです。的なやつぅ？！ (2020年8月12日 8時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！！楽しんでいただけるようなお話書けるように頑張ります！ (2020年8月11日 17時) (レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新楽しみにしてます、！！ (2020年8月11日 15時) (レス) id: 807814b20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 一樺さん» わあ！嬉しい！！ありがとうございます！ (2020年8月11日 13時) (レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年8月2日 23時
