憧れてやってみた『歌い手』 (ページ2)

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♯1話ページ2

いっつもお兄ちゃん部屋に閉じこもってうちにかまってくれない…

何か歌い手？っていう活動してるみたいだけどどんなやつなのかな…？

時々ライブあるからーって言って家にに居ないときあるからそこそこ有名なはず…

お兄ちゃんの本名"奏"って言うから検索してみよー

そんなあっさり出てくるものじゃ無いと思うけど…………ってこれ？souって書いてるやつ？

何でもいいから聞いてみよっと

『お兄ちゃんじゃん！！！！ｱ､ﾔﾍﾞ』

お兄ちゃん来ちゃう…いいや、このさい聞いてしまえ！

s「んー？なんか呼んだ？」

『やー何で勝手に部屋に入ってんの〜』

s「え、呼ばれた気がして…嫌だったらごめん…」

『いやいや、そんなことはいいんです！この動画ってお兄ちゃんだよね！ね！』

s「あちゃー…ばれちゃった？それね僕だよ」

『やっぱり！！最近かまってくれないと思ったら忙しかったんだね〜…ずっとパソコンと向き合ってたからつまんなかったんだよ？(暗黒微笑)』

s「ごめんごめん…今度猫カフェ連れてくから許してください妹様ァァァ！」

『よかろう…その代わりに私も歌い手として活動をしたいので手伝ってもらう！！』

s「え、そんなことでいいの？」

『え、逆にいいの？お兄ちゃんもっと過保護な気がしたんだけど…』

s「もう17でしょ？もうお兄ちゃんに頼ってばっかじゃ駄目だよ！本当に歌い手になりたいなら後で部屋きてね〜お兄ちゃんまだ作業残ってるから部屋帰る(´・ω・｀)」

『了解(´・ω・｀)じゃあ頑張ってね〜』

ﾊﾞﾀﾝ

お兄ちゃんホント歌い手だったんだ…

お兄ちゃんと一緒に歌ってみたい…！