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episode.42「意識」 ページ43







家についてからも、
蛍のことを意識しすぎている。

一瞬目が合っただけで
心臓が波打つ。


(ほんと、なにこれ)


これじゃまるで__





「A〜」

「ひぅっ!な、なっ?!」





色々と気を張っているからか、
変な声が出てしまった。





「……なんでそんな驚くの」

「あ、えっと、なんか用だった研磨」





後ろから体重をかけてもたれてくるのは
だぼっとした服を着た研磨。


(お、重い…!)





「んー…別に用はないけど、」





後ろからするっと服がはだけ、
胸の上のほうまで露わになる。





「ちょっ…」

「俺のAに手だしたやついないかなーって」





首元でわざと喋ってくるのは
この家に住む男子たちの共通点だと思う。





「やっ、研磨…!」

「ん〜あとはない、か」





ぱっと私から離れて
にやっと口角をあげる。





「あと、付けられたら言って。
俺が上書きしてあげる」

「け、結構です!」





はだけたままの格好で
自分に部屋まで走る。




結局自分の部屋に辿り着くまでに
5分かかった。





「うぅ〜」





ばふっとベッドに身を委ねる。

ほどよい柔らかさで身を包むベッドは
私の唯一の癒しだといってもいい。





「はぁぁ、どうしよ」





色々なことが一気に起きたせいか、
疲労感が半端ない。





「…こんな気持ち、知らない」





枕に顔をうずめ、目を閉じれば
数分後には意識を手放していた。





無気力さんから→←episode.41「間逆」



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無気力さん(プロフ) - あくとさん» 遅くなってしまってすみません!ありがとうございます!頑張ります! (2018年3月30日 21時) (レス) id: 14336173ff (このIDを非表示/違反報告)
あくと - 続き楽しみにしています。 (2018年2月4日 15時) (レス) id: e7f9e66541 (このIDを非表示/違反報告)
無気力さん(プロフ) - アカアシモリフクロウラヴさん» しちゃうぜ〜〜!笑( *´艸`)ムフフ/// (2017年8月24日 23時) (レス) id: b833ef5e1c (このIDを非表示/違反報告)
アカアシモリフクロウラヴ(プロフ) - 無気力さんさん» 確かにねw月島イチャイチャして!是非ともぉぉ!!ww (2017年8月18日 19時) (レス) id: 1bd6eb8b1e (このIDを非表示/違反報告)
無気力さん(プロフ) - アカアシモリフクロウラヴさん» やーやー!といっても、こみゅにはちゃっかり来ちゃってたり笑 月島やばいよー、もっといちゃいちゃさせたい…! (2017年8月16日 12時) (レス) id: b833ef5e1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無気力さん | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年8月19日 17時

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