第37話 先輩の愚痴 ページ42
*
村「地獄だった…怖すぎだよ柱…」
柱合会議が終わってから俺は蝶屋敷で回復する為の休息に入った。
禰豆子は寝まくり、俺は痛みに耐えまくり。
同じ部屋の善逸は騒ぎまくり、落ち込みまくる伊之助を両側から励ましまくっていた。
そんな中お見舞いに来たのは村田さんだ。
村田さんも那田蜘蛛山の仔細報告のため、柱合会議に召喚されたらしい。
村「なんか最近の隊士はめちゃくちゃ質が落ちてるってピリピリしてて皆
那田蜘蛛山行った時も命令に従わない奴とかいたからさ…その"育手"が誰かって言及されててさ…」
炭「……」
愚痴ばっかりだった。
村「鳴柱の落藤A様に羽織をお返しする時もさ…」
炭「Aさん!?」
善「鳴柱!?」
村「うわっ、何だよ急に……
びっくりした…」
善「え!なに!?今鳴柱いるの!!?
どんな人!?怖い!?やっぱ男!!!?」
炭「善逸落ち着け…」
イィィヤァァアア!!どうしよう!?どうしよう!!?俺が壱の型しか使えない分ってバレたら怒られるのかな!?叩かれるのかな!!?嫌だよーーーッ!!ア"ーーーーーッ!!!(汚い高音)
───と騒ぐ善逸を静まらせるために一言。
炭「安心しろ、善逸!
鳴柱のAさんは女の方だ!優しいぞ!!」
善「……エッ、本当…?本当に……?」
炭「あぁ、善逸もきっと音で分かるぞ!
俺と禰豆子を庇ってくれた良い人だ」
それから村田さんにお願いしてAさんという人はどういう人なのかを聞いた。
村田さんは「俺もそんなに関わりがないからよく分からないけど…」と言いつつも教えてくれた。
村「多分柱の中で1番話しやすい方だと思う
階級が低い人にでも優しく親身になって話を聞いてくれるし…本当に優しい……
何よりお強い
落藤様に助けてもらったことあるんだけど、攻撃が一瞬で目で追えなかった
斬られた鬼も目を見開いて驚きながら消えていったよ。まさに稲妻って感じだった
あ、あと霞柱の時透様は落藤様の継子なんだよ
その継子が怖くてさ…
俺が落藤様と話してるだけですっごく睨んでくるし…羽織返す時も殺されるかと思った…後ろに般若が見えた……」
炭「村田さん…また愚痴になってます……」
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鬼滅大好きもち - 中学一年の私自身むいくんが最推しなのでこの小説を読んでると心がホワホワします。むいくんと恋仲が私的に思ってないので師範面から過ごす話の小説を探していてやっとお気に入りの小説に出会うことができました!とてもいい作品を作っていただきありがとうございます! (2019年12月27日 10時) (レス) id: 08fa144c19 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - 鬼滅隊じゃなくて鬼殺隊ではないでしょうか?間違いだったらごめんなさい。 (2019年11月17日 18時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
時紀(プロフ) - 岬さん» ひぇ…恐縮です……私も岬さんから温かいコメントをいただけてキュンキュンが止まりません…ありがとうございます…… (2019年9月2日 15時) (レス) id: efc0380dc7 (このIDを非表示/違反報告)
岬 - わぁ……閑話めっちゃ……もう……囁かに甘くてキュンとしてしまいます……むいくんが柱になってからは、夢主さんに甘える機会が少なくなったように見えますし、こんなふうに甘えてるのを見るとキュンキュンが止まりません……ほんとに時紀さんの小説で、生きてます…… (2019年9月1日 21時) (レス) id: 7d9b2a2f36 (このIDを非表示/違反報告)
時紀(プロフ) - 李詩さん» 無一郎くん喋りましたねぇ、動きましたねぇ、かぁいかったですねぇ。作者もとっても幸せです。一緒にキュンキュンしましょう……! (2019年9月1日 0時) (レス) id: efc0380dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あたた | 作成日時:2019年7月23日 23時