81,泥酔 ページ31
2年後…
A「おかえりなさい!」
碧井「ただいま」
A「ごはんにする?お風呂にする?そ・れ・と・も…」
碧井「ごはんかな」
A「えー!?」
俺達は結婚した。
お互い一人暮らしだった家を解約し
当時より少し大きな家で暮らしている。
碧井「せっかくのごはんが冷めちゃうし…」
A「もう!仕方ないなぁ!」
彼女は扶養に入った事で仕事の時間が減り
その分、早く帰って家事をしてくれている。
夕飯は丁度、俺の帰宅時間に合うように
作ってくれているのだ。
碧井「うん、美味しい」
A「普通の煮物だよ?」
碧井「それを普通に作れるのが凄いんだよ」
食事を済ませたら、お風呂に入る。
その後はゆっくりお酒を飲む時間だ。
やはり、リキュール等は沢山揃っていて…
宅飲みにしてはメニューが豊富。
今でも金曜日はバーに通っていて
俺の帰宅後、二人で飲みに出掛けている。
彼女は倉木さんに家で簡単に作れるカクテルを
教わったりして、宅飲みも楽しむ。
楽しく酔ったら、床に就く時間を迎える。
碧井「Aちゃん…、可愛い」
A「うぅ…こればっかりは慣れない…」
碧井「…キス、したい」
A「うん…」
キスをして、身体に触れて…
愛おしい彼女と一つになる。
A「ん…っ」
碧井「ねぇ、いっぱいしてもいい?」
A「いつもそーやって…いっぱいするじゃん…」
碧井「ふふ、そろそろ子供も考えないと…ね?」
A「うん…。そうだね」
碧井「好きだよ」
A「私も…、大好き…!」
碧井「うん!」
これまでも…そしてこれからも。
俺は君に泥酔している。
end.
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作者名:麦兎 | 作成日時:2021年10月21日 0時