初めての。 ページ19
「坂田ってさ」
昼休みの、大学の食堂で。
いつものようにうらさんと昼飯を食べてる時やった。
「んー？」
「Aちゃんと、どこまでいってんの」
……何を唐突に。うらさんどうしたんやろ。
どこまで……？どこまでやっけなぁ。
「そんな遠くまでは行けへんけどなぁ。……あっ、でも夏休みに大阪か京都行きたいなぁとは言うてる！」
俺がそう答えると、うらさんは怪訝な顔でこっちを見る。
「……は？何言ってんの。そういうことじゃねぇし」
「え？」
「付き合ってて、何したのかって話だよ。ほら、キスとかさ。その先、とか」
「……んぇ！？」
思わず咳き込んでもうた。しかも変な声出たし。
「うわ、汚っ」
「うらさんが変な事聞くからやん！？」
「だって坂田、全然教えてくれねぇから」
そんなこと、いちいち教えなあかんのやろか。
いやでも、うらさんには、Aと付き合う時にほんまにお世話になったからなぁ……。
「ま、まぁ、手は繋ぐけど。いっつも」
「えっ、ちゅーまだなの！？」
うらさんが叫んで、周りの奴らが一斉にこっちを見る。声、でかいねん……。
「う、うーん……。だって、その……タイミングとか、分からんくって」
「ぎゅーは？」
「Aが泣いとったりとかしたら、したることもあるけど」
「まじかよ…」
呆れた、と呟くうらさん。……いや、聞いてきといてほんまに何やねん……。
「お前らさ、付き合って何年経つんだっけ」
えっと、高2の秋にAから告白されたんやっけ。
「4年ちょい、かな」
「んでもって、もう21じゃん。もうちょっと進展してもいいだろ」
「えっ……、そうなんかな」
「……どうするぅ？もっと積極的な男が現れて、Aちゃんのこと取っちゃったりしたら」
俺の反応を楽しむみたいに、うらさんがにやりと笑った。
「嫌や！絶対嫌や！」
「だろ？？……Aちゃんも、何だかんだで待ってるのかもしんないよ」
「そう、かなぁ……」
「俺が口出すことでもねぇけどさ、頑張ってみたら？？」
「……うん」
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サク(プロフ) - やさん» 了解しました！こちらこそ理解力がなくすみません。恐らくLIVE仕様などになるかと思いますが是非続編にて書かせて頂きます！素敵なリクエストありがとうございます！ (2019年8月25日 13時) (
レス) id: b15236861c (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - サクさん» わかりにくくすみません。坂田さんが夢主に対して嫉妬するという設定です、、！ (2019年8月24日 5時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
はるねこ。(プロフ) - サクさん» いえいえ、、、！素敵なお話をありがとうございます！！思っていた通りで楽しく読ませて頂きました！これからのお話も楽しみです♪これからも応援しています！！ (2019年8月24日 1時) (レス) id: 275c852316 (このIDを非表示/違反報告)
サク(プロフ) - やさん» リクエストありがとうございます！お話が満タンなので続編にて書かせて頂きますね！しかしすみません、少しリクエストの意味が汲めてないです汗 どちらがどちらに嫉妬するのでしょうか？？理解不足で申し訳ありません！ (2019年8月24日 1時) (レス) id: b15236861c (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - こんばんは〜いつも愛読しております！今回リクエストの方初めて送らせていただきます。夢主がリスナー設定の「嫉妬されて喧嘩する」お話が見たいです！いつでも大丈夫なので更新できるときによろしければ、、！応援しております！ (2019年8月23日 17時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サク | 作成日時：2019年2月14日 8時
