社会人(仮)、「○○しなきゃ出られない部屋」に閉じ込められたの巻、弐【鬼滅の刃】

【Dキスをしろ】＊煉獄杏寿郎［伍］ ページ7

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てかはしらこわい。ぜんぜんよゆうじゃん。
ちょとつもうしんのせいしんはもう棄てる。



はー、はー……と荒い呼吸を繰り返す私の背を未だ優しく摩ってくれる煉獄さん。アンタのオンオフどのタイミングで切り替わったっていうんだ？煉獄さん流飴と鞭か？大人へのお勉強(意味深)ってか？



「俺だったから良かったものの、これが宇髄だったら君は今頃あられも無い姿にされて襲われているぞ！」

「……っだ、誰……です、か……っうずい、さん……」

「いや、知らないなら良い！君が知る必要はない」

「(いやマジで誰……？)」



めっちゃ雑&危ねえ扱いされる宇髄さん誰？

あと煉獄さんわざと言ってんの？アンタも大概ヤベー奴だよ？



彼は未だグッタリした様子の私を見て、回復するのを待つのを諦めたのかアッサリ持ち上げた。

抱き上げられた私は、落とされるのは勘弁だとばかりに彼の首へそっと腕を回す。本能的回避。



「……やはり無意識か。末恐ろしい女子だな、君は！」

「………？」



先程から何かを呟く煉獄さんの方へ目を向ける。若干涙目なので瞳が潤んだ状態で、ぼやけた視界に煉獄さんの「赤」が映る。



「……んッ」



そしたらもう一度、唇に口付けされた。

……………いや、第二ラウンドはごめんだ！！！次は死ぬ！！！
口を真一文字に結び、首を振って拒絶した。目を固く閉じて「もう無理です！！」と強く念じる。



「そうか、残念だ」



そしたらアッサリ唇を離された。
え、と思わず目を開ければ、彼は何処か寂しそうにこちらを見下ろしていた。



「泣かせるつもりは無かった。すまない」



「…………いやこれ、さっきの苦しさのあまりの事なんで、今のを全力で嫌がって出た涙って訳じゃ、」



あまりに寂しそうだったのでつい口からそんな言葉が飛び出た。何のフォロー？？何でさっき滅茶苦茶にされたのにフォローしたの私？？乙女か？？？



「そうか！ならば良かった」



そしたら煉獄さんはいつものあの笑みを浮かべた。何を考えてるのか分からない顔。ほんとどこ見てんだろうね、この人の目は。


私を抱えながら、開いていた扉へ煉獄さんは向かった。



私を抱える手が、やけに熱く感じた。



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アニメ出てきましたね煉獄さん。
熱血でしたね煉獄さん。神○じゃなくて灰○杵志タイプでしたね。流石に○威みたいな戦闘狂感は出てなかったですね。あと目は一体何処見てたんですかね。焦点は？？



リクエスト、有難うございました！

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