9 ページ10
土方side
総悟たちと別れてAと2人で道場へ帰っている
『そういえばこうやって土方さんと2人でって初めてですね。
土「そうだな。」
『なんか嬉しいです!初めて会った時には想像もしてませんでした(笑)』
土「……!!そうか。」
『今では私の話をたくさん聞いてくれるし、いろんな表情を見せてくれるし…ふふふ。本当に嬉しいです。仲良くなれたのかなって。』
土「..……//な…まえで…呼べよ…」
『??』
柄にもなくだんだん声が小さくなる
聞こえなかったのか近寄って顔をのぞき込んでくるA
俺は今顔を見られたくない。。たぶん赤いからだ。はぁ〜とため息を吐きながらAの顔を片手で隠した。
土「だから名前で呼べって言ったんだ!その方が…あれだ…お前仲良くなったと思えるだろ!」
『えっ……いいんですか?!』
土「いいもなにも呼ばれ方にこだわっちゃいねーよ。……小声)それに総悟は下の名前だろ。。」
『ふふふ。素直ぢゃないですね〜(笑)』
土「…っ!!//てめぇー!!」
『顔真っ赤ですよ?でもありがとうございます!ふふふ。』
土「うるせぇー!!!……言うんぢゃなかった」
少し後悔しながら立ち止まっていると
楽しそうに前を歩いていたAが笑顔で振り返り片手を差し出してきた。
『かえろう……トシ!!』
土「っ!!///」
不意打ちに名前を呼ばれ柄にもなく恥ずかしくなった。
こいつのこうゆうところに俺は弱いのか……
ただ名前を呼ばれることがこんなに嬉しいものなんだということを初めて知った。。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←8
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:gin-ruka | 作成日時:2019年5月27日 19時