30 侑視点 ページ30
.
席に着くと隣から「おはよう」と言う声が聞こえる
「お、おはよーさん」
隣の席の夢乃A。
俺は今こいつの顔が見れない。
なぜなら。
___________________________________________
治「…柔らかかったな」
___________________________________________
こいつの言葉がチラつくからである。
ゴンッと俺のデコと机が磁石のようにくっつく
横で「うわ！？何！」と言う声が聞こえるがそれどころでは無い。
俺の頭の中は今、邪な考えでいっぱいなのである。
「侑、具合悪いの？」
「いや、そうゆうんやない」
頼む。今だけはそっとしといてくれ。
【…柔らかかったな】おいやめろ俺の中のサム。何度も言わんでええ！！
「…生理か」
「ちゃうわボケェ！！！」
絶対に上げないと決めていた顔を、彼女のボケによってまんまと上げてしまった俺。
「ツッコミは健在ですな」
ニコリと笑うA。
俺はいつだってこいつのペースに呑まれてしまう。
「き、昨日サムに助けてもらったんか」
「あ！そうそう！治くんから聞いた？」
「おん」
「あいつ、柔らかかったとか言うとったで」と言おうと思ったが後が怖いのでそっと飲み込んだ。
同じ双子でもパワーはサムの方が上や。
「いやぁ、でも昨日の治くんはヤバかった」
「何が？」
「んふふ、」
「危なく好きになりそうだったわ」
…は？
「はっ！？！？」
「あ。いや、なってはいないよ？でも男らしかったなぁ…ドキドキしたわ」
頬を両手で押さえてニヤニヤしているA。
今までこいつの浮いた話を聞いたことがない俺は混乱状態に陥った。
「さ、サムだけはやめろよ…！？」
「この前も言われた気がするけど、治くんの何がだめなの？」
「性癖がどギツイねんあいつ(嘘)」
「えっ、そうなの…？」
「お、おん！何やあいつ【※自主規制】して【※自主規制】するんが好きらしくてな」
「侑。後ろ」
治「ほーん。それお前の性癖とちゃうの？」
角名「オッホホ」ﾋﾟﾛﾝ､
終わった。
「え、侑の性癖なの…？」
ダブルで終わった。
そして俺は言うまでもなく治に怒られ
Aにはドン引きされた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 723人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
