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北「好きな子やから余計緊張してまうな」
「確かに、好きな子相手やったらしますよね」
…
「…って、え？」
ぱっ、と振り向くと
淡々と作業を続ける北さん。
理解が追いつかない。
北さん今サラッとすごい事言うたよな！？
「き、北さん…？」
北「ん？あ、それはそっちのカバンに入れといて欲しい」
「あ、はい、」
あれ？まさか自分が凄いこと言うたのに気付いとらん！？
これあたし、スルーしてええの！？
北「今年は賑やかな合宿やったなあ」
「喧しいやつもう1人増えたからですよそれ」
北「何言うてんねん。Aさんは喧しいとちゃうよ。面白いしええ子やし、Aさんが正規マネやったらええのにと思う」
「なりたいですけど、あたしの命いくつあっても足りないです…」
北「はは、せやんな。俺もAさんが危険な目に合うんは嫌やわ」
優しい目をして笑う彼を見て少し緊張する。
やっぱりあたしのこと…
治「A」
「サム！」
呼ばれて振り返るとサムが立っていた
治「今ええか、」
「あ、ちょっと待ってな」
北さんに少し抜けていいかを聞いて
許可が下りたのでサムの後ろに付いて歩く
サムに本当の事を話す前に、
あたしはサムの好きな人を聞かなければならない。
治「さっきのジャンパー着とけ言うたやん」
「せやって暑いんやもん」
治「ええか、男はみんな狼なんやで」
「狼て。ふふ、」
治「…！笑うな！真剣なんやぞ！」
ぷりぷりと怒るサムがとてつもなく愛おしい。
サムの好きな人があたしやったらいいのに。
治「…ここらへんでええか」
「、うん」
人気のない砂浜
あ、なんか急に緊張してきた。
治「…」
「…」
波の音が心地よく響く
静かなようで騒がしいのはあたしの心音のせい。
治「座ろか」
「うん、」
チクリチクリと胸が痛む
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さむつむ(プロフ) - 完結お疲れ様です…！毎日の癒しでした！あー完結して寂しいような…嬉しいような…… 最後、どちらの結末も読み終えて、幸せな気持ちになりました…！ありがとうございました！ (2020年6月3日 9時) (
レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)
チベット(プロフ) - あ"あ"終わってしまったあああ!!完結おめでとうございます!今まで読んでてとても楽しかったしドキドキ沢山させていただきました！寝る前の楽しみだったので完結してしまい少し悲しいですがとっても素敵な作品でしたありがとうございました!! (2020年6月3日 3時) (レス) id: fc3481bfe9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - 完結おめでとうございます！！1からずっと読ませていただきました。すごい好きで更新が楽しみでした！最高のお話ありがとうございました！ (2020年6月2日 22時) (レス) id: 0d6f6a630f (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 完結おめでとうございます！陰ながらずっと応援させていただきました、とてもおもしろかったです！！素敵な作品をありがとうございました！！ (2020年6月2日 14時) (レス) id: 153681b261 (このIDを非表示/違反報告)
はつこ(プロフ) - 今までたくさん小説読んできましたが、1番ドキドキします！！続き楽しみに待ってます！素敵なお話ありがとうございます！！ (2020年6月1日 11時) (レス) id: fac3cb87c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年4月27日 16時
