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小｜中｜大｜僕はただ、誰かに愛されたかった。
誰かに大切にされてみたかったんだ。

それが故に性格が捻じ曲がった根暗の僕。

昔から十まで持たないだろう、それだけ医者に言われ続けた。
けど、そんなの嘘なんだよ。

今、僕はもう十五で…本当は中学、高校と行けたはずの年齢。

…なんだけど生まれつきの病弱が故にあまり外に出してはもらえなかった僕。

病院代がかかるだので両親には最初以外愛されすらしなかった。

「早くっあんな子供なんて…」

そんな言葉を何回僕は耳にしただろうか？
だから感情なんかとうに腐った…はずだった。

僕の双子の弟は健康体で昔から羨ましかった。
だけどそんな弟は僕に優しいんだ。

そんな君はどうせ哀れんで同情してるだけだろう？
そんな君が憎たらしくて仕方が無いよ。



※これは双子兄弟の信用と信愛の物語であり、あっち系のお話ではないのをご理解を頂けるようご了承下さい。
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双子の兄弟小説キャラ人気投票オリジナル執筆状態：続編あり(完結)