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十四松side
「…ねぇ?カラ松兄さん。お願いがあるんだ。カラ松兄さんにしか出来ないこと!」
「俺にしか出来ないこと……!いいだろう!ブラザーの頼みとあらば喜んで力になろう!」
カラ松兄さんは勢いよく立ち、決めポーズを決めていた。
「ほんと!?カラ松兄さんあざっす!!」
「フッ、良いってことさ。さぁ、十四松何をお望みかな?」
立ったかと思ったらすぐに僕の横に座り、僕はカラ松兄さんに立ってと指示する。
「じゃあね〜、真っ直ぐ立って目を閉じて!」
「あぁ!……こうか?」
「あい!そのまま動かないでね!」
「了解だ、ブラザー。…なぁ?十四松。俺はずっとこのままでいいのか…?」
「あいあい!………よいしょっ!せ〜のぉっ!」
「え、え!?じゅ、十四松!?な、ななな何を…!」
カラ松兄さんを抱え、僕はカラ松兄さんを投げた。
「どぉーっうりゃっ……!!」
「うわぁぁぁあ…!!」
Aちゃんのいる方向に投げ、飛んでるカラ松兄さんの上に乗り、サーフィンのようにAちゃんの所へ行く。
カラ松兄さんはずっと叫んでるけどカラ松兄さんが良いって言ったし大丈夫だよね!
あ!もうすぐAちゃんの所に…!
「Aちゃぁぁん…!」
あ、あれ!?
通りすぎちゃった!
『っ!?……へ?名前呼ばれた気がしたけど……。』
僕はAちゃんの頭上を通りすぎ奥のパチンコ屋さんに落ちた。
「あはは、失敗失敗。カラ松兄さんそんなにパチンコ行きたかったの?…あ、何か前も同じ事した気がする……。ま、いっか!」
僕は目を回しているカラ松兄さんを置いてAちゃんの所へ急いだ。
『あっ、はい!ありがとうございました。……えっと、配達は終わりかな。』
「到着っ!Aちゃん!お疲れさまでっす!」
『へあっ…!?じゅ、十四松さんっ!?あ、えと…お、お疲れさまです?』
「えへへ〜。またAちゃんに会えて嬉しいなぁ!」
『え?…ふふ、私もまたお会いできて嬉しいです。…あ、もしかして名前呼んだのは十四松さん?』
「うん!そだよ!Aちゃんを見つけてカラ松兄さんで飛んできたんだけど、通りすぎちゃって。」
『そうだったんですね。…ん?カラ松さんで飛んできた…?カラ松さんの姿は見えませんが…お二人とも怪我とかしてないですか…?』
「あい!だいじょーぶ!」
今度はAちゃんと二人きり…。
ドキドキしてるけど凄く楽しい。
『よかった…。』
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時